親の口座の暗証番号と銀行印を知っていますか?

お金, 介護

行政における「印鑑」の押印廃止が進んでいるようですし

その他の領域におけるオンライン申請等もあわせて日常生活では少しづつ「印鑑」=本人、という感覚がなくなってきていました。

「印鑑」といえば、

預金通帳の見開き部分に昔はあった「印影」も掲載されなくなり久しいですね。

私は地方銀行、農協、郵貯、3ケ所を使って、各種支払いを引き落としています。

昔は同じ銀行や郵貯でも複数の口座を持てたこともあり、

以前はこれ以外にも口座が複数あったため管理が面倒で、

できるだけ数を絞るようにして口座閉鎖したり、支払い口座をまとめたりしました。

ただ、その手続きの際には、各口座の各印鑑が必要になり、どの口座がどの印鑑を使っていたのかが

通帳の「印影」がないため分からなくなり、窓口に何度が確認作業をしてもらい、恥ずかしい思いをしました。

昔作った最初の通帳にある「印影」

実際に、通帳に「印影」を載せなくなってからどのくらいでしょうか?

私が20代の頃にはまだ「印影」をつけていましたから、最初の頃の通帳には「印影」が載っています。

数年に一度、通帳記帳がいっぱいになり新しい通帳になりましたが、最初の通帳があれば「印影」が分かったわけです。

30年前の通帳は残念ながら、残してません。
数年分はあるんですけどね・・・

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実家の片付けで出てきた通帳の山

9月に高齢の父が大腿骨頚部骨折で入院した際に、

退院後の介護生活を考慮して、実家の片づけをしました。

大きな家具の配置を変えることはもちろん、不要なものの処分も始めたのですが、終わりません・・・。

私から見たら不要、と思うものと、両親にとって不要なものは違うので、悩ましいのが捨てられない理由ですね。

父は几帳面なところもあるため、各種書類をたくさん残していました。

給料明細や税金の納付証明書などはもちろん、いろいろなお店の領収書などもたくさんありました。

ですから、父は当然のように銀行通帳、郵貯の通帳をしっかり残してありましたから、数十冊です。

しかも、またなぜか「印鑑」も数十本。

昔はシャチハタはありませんから、一つとして同じ印鑑はないんですよね。

介護サービス利用の引き落とし

さて、今回、父の大腿骨頚部骨折を機に、生活レベルが大きく変わったため、介護認定を受けました。

今までは何とか両親が自身でできていたことができなくなってしまい

介護サービス利用が必要になりました。

例えば、座位から立位ができないし、本人も不安があるため家のお風呂の出入りが難しくなり、デイサービス利用を始めました。

つまり、介護費用がかかり支払いが必要になるわけですが、本人の貯金と年金収入の中からのやりくりを目指します。

利用開始にあたって、口座からの自動引き落としによる料金支払いのための手続きをしました。

幸い、先ほど書いた通り、父は「印影」のある通帳をとってくれてあったので、

引き落とし口座とそれに合う印鑑を押印し、書類提出が出来ました。

と、思っていたら、

「印鑑」が合いません、と戻ってきた書類。

なぜ??

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本人でないと・・・

印鑑が合わないというので、

可能性がありそうな印鑑を数本に絞り持って、窓口に行きました。

父の口座なのですが、印鑑がどれかを知りたいのですが。

あの~
疑っているというわけではないのですが、
ご本人でない方にお答えできないんです。
通帳に合う印鑑が分かってしまうと、
現金を引き出せるので、ご本人に不利益になることもありますから・・

そりゃそうだけど・・・・
確かに、最初の口座開設の時はこの印鑑だったんですけど・・

・・・
(最初の通帳に付いてある印影を見て調べてくれました。)
今はコレではないようです。
が、これ以上はお答えできません。

きっと、父親も登録した印鑑が分からなくなってしまい、どこかのタイミングで登録印鑑を変えたんだろうな・・・

本人を連れてくれば簡単だけど・・・

窓口担当の方には

ご本人が来て手続してくださればいいのですが、保険証などの身分証明書を持ってきてください。
あるいは、ご本人からの依頼書とか
引き落とし口座を明記した届け出用の「申請書」があれば・・・

ん~~~

本人を連れてくるのは一番面倒くさい(笑)。

ですから、3番目の「申請書」をサービス提供機関の窓口で受け取り、そこに口座を記入して銀行窓口に持ってくると、それに合う印鑑を確認していくれるという方法を選びました。

「紙」を持っての移動は増えましたが、仕方ありません。

ということで丸1日かけて、書類提出を済ませました。

父自身に「印鑑変えたんだね?」と問うと

えっ?
なんで印鑑が変わってるだや?
そんなことしてないがな。

と何とも、忘れているのか認知症の症状なのか・・・

実は私、預金は「暗証番号」さえわかっていればATMで降ろせるから、問題ないと思っていたんですよね。

ですから、もちろん各口座の「暗証番号」は聞いてありました。

高齢の親のお金の管理って、なかなか難しい。

自分がその立場になった時に迷惑をかけないようにきれいにしておきたいけれど、勝手に使われるくらい簡単にはしておきたいくないし・・・

いや、それ以前に、数十年後もお金というものが今と同じ価値なんだろうか。

銀行とか貯金とか、いろいろな仕組みも変わっているかもしれないし・・・

今回、父親の入院を機に、私が通帳管理をし始めたけれど、

ここは一旦、仕切り直しで、家族会議を開いて姉にも承知しておいてもらった方がよさそうです。

お金, 介護

Posted by カトラ