不登校お断りの高校ありました

長野県の教育委員会などが不登校や不登校傾向の生徒のための「合同の高校進学説明会」の場を設けてくれました。
地区によってその取り組みはわかりませんが、広い講堂に各高校がブースを設置し、興味のある高校のブースを 生徒父兄が個別に訪れ進学相談をする形、まるでニュースでよく見る合同企業説明会のようでした。
不登校のための説明会
最初にすごくすいている県立高校のブースに行きました。
地区一番の進学校ではないのですが、進学校を狙っていた受験生が成績の伸び悩みで進学校を諦めたときに、安全策で受験するため、最終的にはいつも倍率が高くなる高校です。
世の中は少子化でも、自校は受験生獲得には困らないという態度ありありです。
席に着いたときから「なぜ質問にくる?」という態度全開で、しかも開口一番
不登校の状況はどんな状況なの?
・・・・
明らかに不登校の生徒のための説明会だけど、
テストの点は取れているみたいだけど・・・・
授業とか出てない、不登校なんでしょ?
・・・
何をがんばるって・・・・受験には内申があるから
全てをがんばるしかないでしょ。
不登校生徒や傾向のある生徒は拒否の県立高校
不登校である限り、内申点が低いから、受験しても無理ですよ、という説明。
そういう考えの高校だということを隠さず言っちゃうこと自体すごいと思うし、
こちらも、合わせようと思わなくて済むからよかったのですが。。。
中学の不登校を許さない、不登校しちゃったら学力とか学ぶ意欲があっても高校進学は拒否としてしまうのはいかがなものでしょうか。
私立高校ならばそれぞれの設立主体者が選考基準を設ければいいと思いますが、県立高校でそれはどうかと思いました。
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進学どうする
他の高校のブースでウェルカムな説明を受け、息子はいろいろな高校があることを知ったようです。
最初の県立高校の対応だけでは「もう俺は進学できない、人生終わった。」でしたが、
やる気があればサポートするよ、という高校や、実際の高校生活をイメージさせてくれる学校などがあり
自分が決めて選ぶということが分かったようです。
今は中学2年なので、来年の今頃までには実際の高校訪問をして進路を決めたいと思います。
実は、普段中間教室にもほとんど来ない不登校のお友達と一緒に参加したのですが、
その子は「単位制の通信高校」の説明を受けて先を考えられるようになった、と言ってました。
高校は自分で決めて・・・
中学校までは地区の公立学校に通うことができますが、高校は違います。
不登校の子は、そういうこともちょっと実感がないんでしょうね。
一方で、親は・・・
高校へ進学するの?しないの?自分で決めて。
学校説明会など、動くなら早い方がいい。
合格基準とか選考方法だって自分で聞いて、対策を早めにして。
教室行ってないから、勉強の遅れもあるし、入試の情報来ないし、、、、
このままじゃ高校入試に合格しないよ。
合格しなかったらどうするの?
この先どうやっていきてくの~~~~~~~~~~~~~?
という未来への不安ばかりが親の心を占有します。
子どもを信じて見守ること大事だってわかっていても
心配しちゃうよ、不安なことをわざわざ作っちゃう、
自分の問題と子どもの問題は別なのにね。
なかなか出来ませんなぁ。
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子どもの選択のために
子どもが自分で決めて自分で選ぶ、それが親の希望と違っても・・・
一番厄介なのは、心のどこかで私は子供をコントロールしたいと思っている。
つらい・・・
こういう時は、ママ友とランチに限ります。


レストラン ミルポワ でランチを食べました(写真は↑はお店とは関係ないものです)
惜しむらくは・・・・なぜ写真を撮らなかったのか・・・(´;ω;`)ウッ…
クイックパスタランチにデザート付きで税込み1,500円
ランチの開店時間11:30~15:00まで長居してご迷惑をおかけしました。
やはり、おいしいものと愚痴を聞いてくれる友達は大事。