留学中の自然災害遭遇

ネパール, 留学生

豪雨被害がまた昨日も佐賀、福岡、長崎など各所で発生していました。

 ニュース映像で見る豪雨、洪水、氾濫、冠水など。どこもすべて生活の場なんですよね。ほんの数十分程度であっという間に冠水被害が起きていく様子を見るとなすすべのない人間の無力さを痛感してしまいます。

 天気予報を見るとまだ前線は停滞しており、さらなる豪雨が各所を襲う可能性があるというので、どこに住んでいても気が気ではありません。

 今朝、散歩コースから虹の半アーチが見えました。”虹を見るといいことが起こる”、と迷信じみたことをよく言いますが、本当にそうあってほしいものです。

 我が家近辺は災害になるほどの暴風雨ではなかったので、ホームスティしている留学生さんはそれほど怖い思いをしなかったようです。一応、「自国の家族に心配ないと伝えた方がよい」とアドバイスしたのですが「ネパールでは日本のニュースはやっていないから、きっと心配していない。」ということで、連絡もしていませんでした。今朝も、元気に登校していきました。一方、九州でホームスティを始めたばかりの留学生さんも大勢いるのですが、皆さんは大丈夫でしょうか。送り出した側の家族としたら、「日本」は小さい国だから、日本で災害が起きていると聞いたら、きっと心配でたまらないでしょうね。

 まだ10代の学生たち本人たちにとっても、他国に来て数日のうちに自然災害に遭う驚きと恐怖は計り知れません。さらに、そういう状況下ではホストファミリーも自身の生活維持も困難になっているでしょう。みんなが困った状況になってしまうのでしょうが、他人事とせず、我が身のこととして、心構えと想定訓練をしなくてはいけません。

 留学生さんはホームスティする家の世帯主となって転入届をするのです。元々の我が家の世帯主の旦那さまと入れ替わるのではなく、同じ住所に世帯主が二人居る形になります。

 転入手続きの際には、市役所のお姉さんは英語ができないようで、私に日本語で説明をしてくれました。いいんですけどね・・・。日によっては英語が話せる職員さんがいるようですが、私たちが手続きに行った日にはそれらしき人はおらず、私だけが手続きを理解して書類等を書きてきました。隣で、S君は私がすることを見て、印鑑の代わりのサインをしただけでした。

 そのうえ、新たに市に転入してきた人に渡す、生活ガイドのような資料一式がまとめて入った袋があり、”外国人用です”と言われもらいました。しかし、帰ってきてからその袋の中身を確認すると 、ごみ出しの仕方や、市立の博物館案内や防災マップなど、日本語での説明だけでした。唯一、外国人向けの市のホームページがあるのでそちらを見ろ、と書いてある紙が一枚ありました。う~ん、これが外国人用か。。。

 私が住んでいる市は、外国人観光客も多くなっているから、外国人用の対応が進んでいるのかと思いきや、こんなものかぁ。住んでいる外国人はきっと困っているだろうなぁ。

 例えば、避難指示の「身を守るための最善の方法」を伝えるって難しいですよね。つまり、自治体側はこれから先は責任取れないし指示出せないから、自分で考えて行動して、ということですよね。ただ、国とか誰かが何とかしてくれると思っている日本人よりも、「自分の身は自分で守る」ことが日常のお国柄の人たちにしたら、当たり前のことでしょうが。

 どこにいても、何に対してもリスク管理能力が大事ですね。

 ただね、私は心配性で「もし、○○なら、△△して、。。。」とばかり考えているので、留学生のS君にも「If,,, If,,,」とまだ起きてないことばかり話すのでかなり混乱している様子。「もし、夕方雨が降ったら、長男の部活がないから一緒に帰れる。」「でも、もし部活が体育館内での活動になったら、やはり一人で帰ってきて。」きっと何言われてるか、わからないよね。

今回の避難指示も試行錯誤の結果なのでしょうが、シンプルに伝えるって難しいですね。。。

 

ネパール, 留学生

Posted by カトラ