落ち込んでいます

昨日の朝は杏ジャムに舌鼓を打っていた長男が、元気がありません。
ご機嫌が悪い時の口数少なく反抗的な様子ではありません。
むしろ落ち込んでいる様子・・・
今年高校二年生の長男は電車通学のため、今朝も6時40分には家を出ました。
昨夜の出来事
昨日帰宅したとき長男は饒舌でした。
駅で近所の幼馴染の女の子と偶然会い、一緒に帰ってきた様子。
今日はいろいろあった・・・
何があったの?
なんか、オレ、ショック受けてんだけど・・・
○○ちゃんってさ、付き合ってたんだって、知ってた?
オレ知らなかったんだけど、みんなは知ってたらしくて・・・
オレだけ知らなくて、交友関係少ないから・・・
で、○○ちゃんは今日、別れたんだって。
振ったらしい。
去年から付き合ってたけど、
休校中に会わなくても平気だったから
居てもいなくてもいいかなと思ったらしい。
ふ~ん、
○○ちゃんが付き合ってたってことがショックなの?
自分だけが知らなかったことがショックなの?
ん~、
なんか・・・
他にもけっこうみんな青春しているらしい。
オレだけそういうこと知らないし、教えてもらえないし。
夕飯要らない・・・・
青春は母親の出る幕無し
中学校の友達の名前が数名出てきました。
「みんな」というけど「数人」です。
世界が狭いのはわかっているけど、
今はこの渦中にいて
これが結構辛いんだよね。
どうも、母親が相手して解決する話じゃないね。。。
まぁ、アオハルはオレにはわからないんだけど・・・
人生まだまだこれから。
半径2メートルの中で納まるな!
広告
ボトルスプレーが出ない
霧吹きスプレーで、ボトル容器の中身の液体を替えた後、プッシュしても霧吹きがされないことありますよね?
何回か吸い上げのようなことを試しているうちに解決することもありましたが、どうしても直らないものがありました。
スプレーが壊れてしまったのだと思い、容器の移し替えを考えていました。
そこにたまたま長男が来て、あぁ、これね、といって直してくれました。

空気を抜く
スプレーの管に空気がかんでしまいプッシュても途中の空気が圧縮されるだけで液体が移動しない状態になっているから、空気を抜けばいい、らしいです。
うまく説明できないのですが、スプレー部分を外して、数回シュシュっとして、それを押したまま新しい空気が入らないように元のボトルにつけていました。
私としては、それを捨てようか移し替えようかなど悩んだ時間も長かったのでいとも簡単に直してしまった長男に感心しました。
よく、そんなこと知ってるね。
助かった。
えっ?誰でもみんな知ってるんじゃない?
逆に、みんな知らなくて、知っているほうが少ないと思う。
みんなという基準
「みんながこうやっている」
「みんながこういっている」
「普通はこうする」
「ほかに比べれば自分はマシな方だ」
「ほかはすごいのに自分はダメだ」
「みんな」って誰?「ほか」ってどこの誰?
広告
健康診断の基準範囲といっても
健康診断などで血液検査などをしたあとに、その数値が病気といえるのか、問題がないのかを判断するためにその病院で使っている検査データの「基準範囲」に照らし合わせます。
病気がなく健康な人の集団を健常者とします.その健常者の測定結果を集計して健常者の95%が含まれる範囲を基準範囲(基準値)として用いてるそうです。
つまり、健常人でも20人に1人は異常値をしめすわけです。
異常値だけどその人は健常な人で病気ではないとわかっている。
結局、毎年健康診断を受けて、一年前の自分の数値を「基準」にして比べていくことが大事になるわけです。
基準を疑え
今まで使っていた「みんな」とか「基準」は、実は自分が決めている「自分基準」なんですね。
自分の中に持っている判断基準のような、マイルールのようなもの。
「みんな」は実はみんなではないというわけです。
自分には「基準」があることを意識して、時にはその「基準」を見直し、自分で自分をごまかさないようにしていくことが大事なんでしょうね。
早い話、「比較」はまぼろし~
お母さんの中では、調子の悪いスプレーをちゃちゃっと直せる男子って魅力あるぞ。
まぁ、これはお母さんの基準ですけどね。
他人のものさし
自分のものさし
それぞれ寸法がちがうんだな
相田みつを
