食いつきが違う

おっといけない、忘れてた。あぁ賞味期限が・・・
普段のエサではなく、以前、体調をくずした時に与えた特別なドッグフードの残りです。
普段はドライフードですが、体調をくずしたときだったので食べやすいようにウェットフード。
1食分ずつ封をされている、その封を開け、器にうつしただけで、犬たちは普段と違う匂いを感じ顔を近づけてくる。
「マテ‼ ヨシ」
ガツガツガツ・・・
一気にたいらげた後、その器まで、何度も何度も入念に舐めあげています。
いい匂い
犬たちのエサは小さいころは別として、成犬になってからは決まったものだけです。
保存期間とか、値段、歯への影響などメリット・デメリットを天秤にかけて決めたので、そのあと5年くらい変更してません。
そして今回、ドッグフードへの食いつきを見て、あらためて、犬の本能は生肉っぽくてにおいの強いものにひかれるんだなぁと思いました。
やはり、病気や体調不良の時にはこのウェットフードは特別なものとして効果がありそうです。
ただ、ウェットフードは保存期間が短めなので、今回のようにふと気付くと‥‥なんてことがありそうなので常備はしないつもりです。
犬の非常持ち出し用品
災害は私たちに、そして犬たちにも、いつ襲ってくるかわかりません。
今回の大雨もそうです。大雨特別警報を受け、緊張しましたね。
犬と一緒に避難をすることも考え、犬用のエサやトイレシートなど急いで確認しました。
リード
ゲージ(キャリーバック)
エサ(薬)食器
ペットシート
毛布
まとめてみると、二匹分なので、結構あります。
今回は、大雨が降っていて外へ出るのは難しいので避難所ではなく、家の二階への避難にして取り急ぎ運びます。

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人間の避難
さて、続いて我々人間の非常持ち出しです。
1階を生活の拠点にしているので、電化製品、食料品などで動かせるものは2階へ運ぶ段取りをしました。
その中でも、私と次男は本当の非常事態に備え、バックに大切なものをつめ始めました。
ところが、長男と夫は、「大雨特別警報・土砂災害警報」が出ても椅子に座って動きません。
高校は本日休校、という連絡が入り長男はスマホゲームをやりだす始末です。
夫は、私が「これも2階へあげようか?」と相談しても「え~大丈夫じゃない?」なんて言いながら動きません。
慌てないオレってかっこいいだろ?と、でも言いたそうです。
以前の記事でも書きましたが、夫と長男の反応は「正常性バイアス」です。
その姿をみて、動かないし、緊張感のない夫にイラつき、
「私は、そうやって逃げ遅れた人が、後悔してるの何人もテレビで見たよ」とあきれ顔で言いました。
ところで、次男の中学は、休校や登校時間を遅らす等ではなく、通常登校のお知らせがあり驚きましたが、、中学校は災害時避難所になるので安心な場所だということでしょうか・・・?
とりあえず様子見
一夜明け、近所を流れる川の水は、川幅いっぱいだった水量が少し幅は狭くはなったでしょうか、しかし、その水の勢いは決して衰えることはなく、雨が上がった昨日も今日も濁流は激しくうなっています。
我が家では、今回の大雨による直接被害はないものの、その川の護岸修復工事を夜通ししている工事音が聞こえ、もし、あそこの堤防部分が崩壊していたら・・・と不安になりました。
来週までまだまだ雨の予報があるため、護岸修理の作業を急いでしてくださっているのでしょう。
我が家も、一度2階へ上げた荷物はそのままにして、次の雨の様子をみてからと思っています。
何しろ、夫と長男はいざという時にあてになりそうにありませんから。
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そういえばシニアへ
我が家の二匹の犬、今年の狂犬病予防接種を終え、フィラリア予防のお薬も始まりました。
二匹のトイプードルは6歳、7歳になります。
人間でいうところだいたい50歳くらいでしょうか。
あら、私と同じくらい・・・と思うと食事、運動への気配りの必要性を考えます。
運動しないと老後に響くし、食事も気を付けないと生活習慣病とか偏った食事は栄養素不足になりかねません。
かかりつけの獣医さんも「そろそろシニアの仲間いりかな?」と言っていました。
犬の歯槽膿漏
この頃、我が家の犬たち口臭があります。

歯みがきをきちんとしてあげなかったツケですね。
私も犬たちもお互いに歯みがきが好きではないので、歯みがきおもちゃや歯みがきおやつなどでごまかしてきましたがやはり、ちゃんと磨けてはいないのでしょうね。
年は「歯」に出るのは、人間も犬も同じです。
その上、以前よりもグータラしたり、寝ていることが多いように思います。
トイプードルは小型犬のなので10歳くらいから高齢犬で平均寿命が15歳くらいです。
あと数年で確実に訪れる老化。
なるべく長い時間元気で過ごさせたいものです。
もうちょっと運動のため、散歩増やそうかな。
食事も、ちょっと見直そうかな。低脂肪、高たんぱく、低カロリー。
結局健康寿命のために備えるのは、人間と同じですね。
あらためて性格の違い
我が家の2匹の犬は、犬種としては同じトイプードル。
それぞれに性格が違うところが面白いのです。
室内飼いの二匹は、人間の食事時、すぐにテーブル下にスタンバイ。
犬たちは朝晩の2回の食事なので人間のそれとは時間を合わせていないのですが、人間の食事の時間も犬にとったら食事の時間かもしれません。
長男は嫌いな生野菜を隠しながら犬にあげていますし、お父さんは最初から犬にあげる分を別に除けておいたりします。
ずっと待つか隙をねらうか
2匹がテーブル下で「マテ」する姿はいじらしいのですが、しつけをしなくてはいけません。

残りモノを与えるにしても、人間が食べ終わった後です。
本来なら、人間が食べるものの味を覚えさせては面倒なので、残り物をあげるのも問題なのですが・・・。
とにかく犬たちは「必ずもらえる」と思ってお座りして待っています。
もちろん、何ももらえない日もあります。

6歳の弟犬は「今日はなしかぁ」とソファの定位置へ引き下がります。
一方、先輩犬は、いつまでも家族が食べている周囲を確認して、スキをねらっているようです。
例えば食事中、誰かが調味料をとるために席をはずしたら、その先輩犬はテーブル下から身を乗り出し、前足が届く範囲か口が届くところにあるテーブル上の食材をかすめ取り、テーブル下へ運びます。
皆は、調味料のありかや動いている人間に注目しているので、空いた席は無防備状態になっています。
「どろぼう猫方式」とでもいうのでしょうか。

面白いのは、この気配を消してそっと盗む方法は、先輩犬しかしないのです。
先輩犬が、まんまと手に入れた戦利品を食べている姿を見ながら後輩犬は、「いいなぁ、先輩は何かもらったの?僕ももらいたいなぁ。」という表情で見ています。
人間は性格によって早死にする真面目タイプと長生きする楽観タイプがあるので、この2匹の犬、どちらの性格の方が長生きするのでしょうか。
とにかくそろそろシニアと考え、夫の”甘やかしおやつ”をやめさせようと思います。
