酢って酸っぱい

我が家の男たちは「酢」が苦手です。
握りのお寿司は好きですが、すし飯の味が際立つちらし寿司は好きではないので、普通の白米に卵焼きや刺身を乗せてちらし寿司っぽく見せています。
昨夜のサバの南蛮漬けは、息子たち、箸もつけませんでした。
しかも、我が家の犬まで、南蛮漬けのタレ作成中、酢のにおいがキッチンに充満したからか嗅覚がやられたみたいで、クシュンクシュンとかウエッウエッとしてました。
犬に関してはオスとメスで差があるかは不明ですが、とにかく我が家の男たちは「酢」が苦手です。

酢の出番
それでも、息子たち、お酢にはお世話になっています。
小学生の頃、卵の殻を酢で溶かしたり、10円玉をキレイに磨いたりして夏休みの自由研究をやり遂げました。
夫をはじめ足が臭い息子たち。酢を入れたお湯で足を洗わせたこともありました。
お湯の蒸気と一緒に酢の臭いが立ち上り、ちょっとむせながら(笑)。
もちろん、各種健康番組で勧めらるお酢の効用は数知れず。
無敵の「らっきょう酢」を使ったレシピの中でも私が「酢タマネギ」にハマった年もありました。
ダイエットで話題になった「レモン酢」も作ってひと夏食べましたけどね。
よいことはわかっていても
まぁ、体に良いことはわかっていても続けられないもの。
生活習慣、食事、運動、ストレス解消法・・・・
いろいろありますが、継続が難しい。というより、辞めるのは簡単。
そうそう数週間前、胃腸炎になり、数日間腹部不快など不調でした。
その不調を自分への言い訳にして、パターン化しつつあった五十肩運動をしなかったし、1日50回のスクワットもしませんでした。
やらないための言い訳って、次から次へでてきますよね~。
ただし身体は正直。何もしなかったツケははっきりと。
五十肩は拘縮が進んでいるし、スクワットをしなくなったら股関節の痛みが強く出てくる。
まずい・・・また日々の運動習慣をルーチン化、パターン化し直しをせねば。
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臭い消し
「酢」を水で(1:4くらい)薄めた液体は、スプレーボトルに入れ、シュシュっとするとイヤな生ごみの臭いを中和してくれます。
酸性の酢で中和というので、ニオイの中でも「アルカリ性」の臭いでないとその効力を発揮しないとは思います。
魚焼きグリルとか電子レンジ内の臭いにも効果あります。
アレルギー体質に
我が家の息子たちはアレルギー体質です。
特に長男は、一年中鼻炎症状が辛そうです。
祖母である私の母が長男に黒酢ドリンクやもずく酢を大量に渡していました。
「酢」がアレルギー体質の改善に効果があると、テレビ番組で放送していたらしいのです。
長男は反発しても面倒なことになるとわかっているので、素直に受け取っていたようです。
健康情報を含むテレビ番組は、1980年代後半から2000年代のみのもんたの番組が「みのもんた症候群」を生み出したように、その情報を妄信する人たちによって支えられているのかもしれません。
しかも、それらの人たちによって、翌日スーパーからバナナや納豆など、健康に良いと放送された食材が売り切れになってしまうほど。
「かんてん」がダイエットに効果ありという放送のあとは、毎年、「ところてん」を送ってくれる父の友人からは「寒天不足」を理由に届きませんでした。
かくいう私自身も情報には振り回されがちで、「リンゴ」「バナナ」ダイエットなどやってはみましたが・・・。
長男のトライを期待します・・・。
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面倒くさい
長男に関する心配はアレルギー体質だけではありません。
高校2年生、やる気が見られません。
将来の希望を聞くと、いつもお決まりのことを返してきますが、本当にそうなりたいのかあやしいくらい、その方向に向かっての努力をしていません。
とにかく、全てが面倒くさい、のだそうです。
でも、学校は行って、そこそこの勉強はして、17歳男子並みのおしゃれにも気を遣います。
ガンプラを作っているときは楽しいらしいです。
う~~~ん、どうしたものか。
うちの長男、いい素材持っているし、話して楽しいし伸びしろたくさんあるんですがね。
本人的には「やる気、今はまだ出てないけど、いつか出てきたらちゃんとやるから。」と思っているようです。
いやぁ、それ、どうなのかなぁ?お母さんは心配です。

だしまろ酢ってホントに簡単
以前から気になっていたさんまさんがCMしている「だしまろ酢」。
やっと、購入して、南蛮漬けの酢として使ってみました。
おぉ、面倒な合わせ酢の行程が必要ない。面倒くさくない。
砂糖が多いや少ないといった心配もない。
ぶりの照り焼きも塩で水分を抜いて、熱湯で臭みを抜いてから、10分もかからず出来ました。
「面倒くさい」をなくしてくれた「だしのきいたまろやかなお酢」。
餃子やしゃぶしゃぶサラダなどにも、息子たちが食べ始める前に勝手に一回しかけておきました。
食卓に座った直後は「酢???」と訝しがります。最初の一口も「酢だ。」と言いますが、「酢のむせるのはないね。」となんとか我が家の男子たちも食べました。
暑い夏はこれからです。
夏バテ予防のためにも酢のレパートリーを増やせたらいいなぁ。
「酢」料理の面倒くさいは「だしまろ酢」で対応できそうです。
高2男子の面倒くさいは・・・
人生とか、日々の生活なんて、ほぼほぼ面倒くさいことですよね???
ただ、その日々のなかでもちょっとした楽しみを見つけて、そのために日々の面倒くさいを乗り切るってこともありますよね。
夏休み前、高校の三者面談で、長男が「夏期講習」に申し込んでないことを担任から指摘されました。
「夏期講習の」は初耳です。
お知らせプリントさえ、親に見せていなくて・・・
○○君は、受講しない理由があるのかな?
夏期講習自体はいいんですけど、通学の電車が面倒くさいんです。
担任も私も絶句‼電車が面倒くさいの?
コロナ禍で電車が混んでいると心配にもなるよね。
あぁ、それもあるんですけど、本当に混んでいて面倒くさいんです。
普段は早い電車だから多少、空いているけど、夏期講習中はいつもより遅い電車になるから、混んでいると思う。
せっかく、担任がフォローを出してくれたのに、「めんどうくさい」を口にしている時点で、幼い子どもです。
大人はそう思っていたとしても、「面倒くさい」を口にして言い訳にすることをしませんから。
だしまろ酢のような面倒くさいをなくしてくれる高校男子に効果的なアイテムありませんかね?
もうすぐ始まる夏休み、我が家の本当の戦いが始まりそうです。