学校と初の対話

不登校

次男が通う中学校は8月から夏休みです。

その前に、不登校で中間教室に通う3年生の保護者会が開催されました。

学校としては初の試みで、当初はこの開催自体を渋っていたようです。

渋る理由は明白です。「前例がない」「中間教室だけ特別扱いはできない。」

しかし、中間教室を担当されている先生のご尽力で開催が実現しました。

なぜ、今開催か

出席対象は、中間教室に通う生徒の保護者、中間教室の先生、教頭、進路指導担当、自立支援担当

計画を立ち上げた時点では、開催時間の限定や普段の関りの程度から、保護者の出席は2,3名程度かもしれないという心配もありました。

しかし、この対話は「今」やらないと意味がないという強い思いがありました。

受験勉強において夏休みの過ごし方は2学期3学期への自信につながりますし、夏休みの過ごし方は、目標の明確化により規律を持たせることもできます。

つまり、夏休み前に一度、目標を明確にして、その目標達成のための行動を家庭で整えることができるタイミングなのだそう。

特に、普段から不登校で生活習慣やリズムが乱れている子どもたちには、注意が必要です。

そして、何よりも保護者の「不安」を少しでも軽くしたいという思い。

保護者の不安が大きくなりすぎると、その矛先が子どもに向き、家庭内不和がおこる可能性があるから。

ほぼ全員出席

当日の参加者は対象の保護者、ほぼ全員でした。

2週間前に開催された学年PTAには参加しなかった中間教室の保護者が、学校からの情報を欲していたことが分かりました。

「恥ずかしいわけではないけれど、普通に教室へ行っている子の保護者と同じ場に行くことはためらわわれる。」と言っておられる保護者もいました。

特に、「進路」を決めていかなくてはいけない中学3年、という親子共に「焦り」を感じる時期に、誰にどのように頼っていいのかさえも分からなくなってしまう。

「子どもが志望する高校は「推薦」でほぼ埋まるといったが、不登校をしている時点で、欠席日数的に「推薦」がムリだと思っています。子どもに志望校を変えるようにいうしかない。」

「今からあきらめないで」(進路指導)

「慰めが欲しくてここにいるのではなく、現実と子どもの努力を直視したいから聞いているのです。」

「一般入試でも1割は合格するので・・・・。」

「はぁ・・・・・」

子どもが学校へ行かないと、学校の情報がいっさい遮断され入ってこない、と言う方もいました。

この時点でもまだ、「連絡通知」がタイムリーに手元に届かないお宅が複数ありました。これは学校側の怠慢では?

今回の学校との対話に「担任」は出席せず、「進路指導担当」の先生の出席でした。

「担任」にご相談ください

私たち保護者を最初にがっかりさせたのは、上記の会話も含め、進路指導担当者の「細かいことは担任に申し出て」という一言です。

ここにいる不登校の生徒たちは「担任との信頼関係が壊れている子たちです。」

既に1年以上かけてもその関係の修復はかなっていません。何より、担任がこの子たちに関りを持とうとしません。

どの子の担任も少なくても昨年12月の懇談会以降、半年以上、電話一本、家庭訪問1回もありません。中間教室に訪れる担任はほんの時々、一部のみです。

その子たちが、職員室に行き、忙しそうにして、自分のことなど覚えていないであろう担任に面談を申し出るでしょうか?

「気軽に相談を」というのは、不登校の生徒の現実を知らなさすぎます。

「甘え」といえばそうでしょう。しかし、進路指導は高校の情報を提供することだけと勘違いしているのではないでしょうか。

その先生いわく、「私は進路指導は7年目のベテランなので」と。

何をもってベテランと自負するのかわかりませんが、自分の将来を考える支援や社会的自立を支援する姿勢を持ってほしいなぁと思いました。

保護者と学校の距離感

今回の対話で得られた収穫は、「保護者の願いと学校側の姿勢には大きな溝がある」とわかったことです。

それによって保護者は、やはり学校には子どもの支援については頼れない、とわかったし、学校側は「言ってくれればやりますけど、できないことも多い。それに、それは担任がやることだし。」と何度言えばわかってもらえますと繰り返す。

さらに、不登校の生徒だから欲しい、通信や定時制の高校の情報がほとんどなく、ベテラン先生の情報収集が弱いのか、価値観なのかわかりませんでした。

あっ、イヤな感じの書き方ですが、対話自体は穏やかに、時間超過で打ち切ることもなく、発言が途切れるまでできました。

そして、対話の場の継続も提案されたので、今後に期待できるかもしれません。

なにしろ、その場にいるすべての人が、子どもたちにとっての最善、を願っているので悪い方に行くわけはありません。

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やはり話すって大事

学校側との対話終了後、保護者同士の情報交換(井戸端会議)。

実は、保護者同士は初顔合わせがほとんどでした。

家ではほとんど学校の話をしない子どもの様子を他の子のお母さんや担当の先生から聞くことができる。

教室のあちらこちらにみえる我が子の足跡(制作物や黒板の文字など)で子どもの居場所を確認し、その過ごし方を想像してなど、とにかく話は尽きません。

不安の解消はできたかどうかはわかりませんが、話すこと、聞くことによってすべての保護者が笑顔で別れたのは確かです。

この対話の開催は子どもたちはみんな知っていてそれぞれの保護者が参加することを日中話していたそうです。

議題の一つが「進路」ということもあり、きっと、それぞれに親の帰宅を不安をもって待っていたにちがいありません。親御さんたち皆さんが笑顔で帰ったので安心したことでしょう。

夏休みです

次男の夏休みが始まりました。

長男の高校は来週からですが・・・。

「焦らせること」「放置すること」をしないように、が私の目標です。

昼食は、「夏休み ランチ 簡単」と検索すればザクザクと・・・

本当に世の中の料理上手なお母さんたちに感謝です。

不登校

Posted by カトラ