時間よ止まれ

不登校

「時を戻そう」は今、人気のぺこぱさんのつっこみ?ネタですが、

「時間よ止まれ」というと私たち世代は、矢沢永吉さんを思い起こします。

ただ、我々人間は時間を操ることはできず、一日24時間は皆に平等です。

もちろん、時間の感じ方はそれぞれで、つまらない会議は長く感じるし、楽しい時間は過ぎるのが速いです。

今年は諦めます

先日、次男の進路に関する学校側との面談を終えた後、次男と同じ中間教室に通っている同級生のママに、その面談内容の報告兼情報提供をしました。

中間教室に通う3年生のうち、同じクラス出身は4人います。

「もと学級」に行かない理由は、皆、担任と合わないからです。

小中学生の不登校の中には担任と合わないという理由も多いでしょう。

担任と合わないと学校には行っても、教室には戻れませんから、地獄です。

「担任1クラス一人制度」の再考をお願いしたいなぁと思います。

担任と何も話してない

我が家も担任とはよい関係ではないのですが、高校受験に関してはどうしても担任を無視できないので最低限の関りを持つようにしています。

実際の学校生活や日々の相談は中間教室の先生と教頭にしています。

しかし、同級生、そしてそのママは担任と半年以上話してないし、連絡もないという状況。

先日の中間教室での学校との対話で、進路指導は担任に、という仕組みにがっかりしていました。

結局、そのママは子どもの不登校状況と進路のことを誰にも相談できない状態になってしまいました。

とにかく、家庭だけで抱えることはしんどそうなので、外部への相談をお勧めしているのですが・・・。

そのようなやり取りの中で、そのママが今の時点で

「今年は諦めようと思う。」と。

つまり、今年度義務教育は終了して卒業の形にはなるが、進学も就職もしない状態になることを容認するというのです。

そして、1年後の進学を目指す、と。

私はその考えに驚き、次男に聞いてみました。

○○君は、卒業後、進学、就職をせず、一年後の進学を目指すって考えているの?

え??
聞いてないけど。。。
あいつ、進路の話をすると機嫌が悪くなるから、オレも実はあまり話せてないんだよね。

そういうことか。
あなたに対して露骨に不機嫌になるんだから、お母さんに対してはきっとかなり反抗的だろうね。
でも、不機嫌になるってことは、本人もかなり進路のことは不安なんだろうね。

あいつもおれと同じように、「時間よ止まれ」って思っていると思うよ。
先のこととか考えたくないし、このまま、今の状態でいたいなぁっていうか・・・。

そうなんだ。
今のままでいられたらって思うんだねぇ。
あなたもそう思うんだね。

うん、思うこともあるけど。
一方で、こんな中学生活早く終わってほしいとも思う。
面倒なのは今の中学でのクラスとかの人とのかかわりなんだよなぁ。
人と関わらずに生きていきたい。

かなり、心配なこと言うねぇ。

世の中は、今のクラスの連中や学校のやつらみたいな人ばかりじゃないはずだから、まぁ、おれは最低限の社会とのかかわりは大丈夫だと思うよ。

最低限・・・って、母の心配は大きくなるばかり・・・・

おそらく、次男は今の中学校での個々の人間関係が問題というのではなく、集団生活とか絶対服従という学校教育の雰囲気が合わないのだと思う。日本の教育現場では当たり前の光景なんだけどね・・・。だから、高校生活が始まってももしかしたら日本教育の枠内で苦しむのかもしれないなぁ。

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今のままの1年間では変われないかも

と母の心配をよそに、義務教育は期限があるので、3月が来れば卒業です。

そして、焦らせるつもりはないけれど、

今のままで、たとえあと1年間過ごしたとしても、同級生の彼は変わらないと思う。

何かを変えないと・・・それはその子のママもパパも考えているのです。

そして、学校に相談したこともあるそうですが、「本人の思いを大切に」とか「学校カウンセラーがある」とか、「ゲーム時間が長すぎるのでは」とその時々に言うだけで、どういう働きかけで、何を目標としてどう解決を目指すのかという系統だったアドバイスはないと。

担任が家庭訪問することもないし、本人はカウンセラーと話すことを拒否するから何も進まないというのが結局2年以上です。

この2年の間に何かできたのではないか、とママが言います。

不登校生徒の一人ひとりに寄り添って支える、自立支援をするというかかわりや不登校期間や時期によって関りを変えていくなどの手立てはみられない。

私も次男のこの1年半を見ていてそう感じています。

学校からのアクションはまったくない。まぁ、その代わり私が2ケ月に1度は中学校に出向きましたが。

これが、今の中学校の平均的な関りなのか、次男の中学校に限ったことなのか、次男の担任に限ったことなのかはわかりません。

環境を変えるのも手

我が家は次男の不登校状態が続いた時、「転校」を本気で考えました。

いろいろ検討した結果、本人が希望しなかったので転校は断念しましたが。

本人の気持ちがマイナス思考になる前に、何かを変える、という思いを持ち行動をしたのは確かです。

変えたいものは、自信や精気をなくしていく我が子で、元の我が子を取り戻したいと思いました。

変えられるもの。環境、親の関わり方、考え方、転校、引越し・・・

我が家は、引越しも転校もしませんでした。

したことと言えば、唯一、中間教室の在り方を変えてもらうための学校への働きかけです。

「もと学級に戻る」を目標にしないこと、をお願いし、実際にそのプレッシャーはなくなりました。

変えるのがいいのか、あるいは変えない方がいいこともあるのかもしれません。

何かを変えても、不登校状況は変わらないかもしれません。

ただ、次男は1年前とは変わりました。中学卒業後を視野に入れてそのための行動をする、という思考になっています。具体的な人生設計はありませんが、今よりもちょっとだけ先のこと。

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人生は演じること

「時間よ止まれ」をうたった矢沢永吉さんはオーストラリアに音楽学校を作ろうと知り合いにすべてを任せました。ところが、信頼していた人に裏切られ30億円の借金を背負いました。精神的なショック、のしかかる負債。お酒を飲み「もうだめだ!」「あいつらのせいだ。」と落ち込む毎日。

ある日、落ち込むことに馬鹿らしくなって「これは映画だと思えばいいや。」と開き直ったそうです。それからは、映画の主人公になりきりライブ、ライブ、ライブ。30億円の借金を完済したという話。

「リストラされても、 借金を背負たってそれは役だと思え。
苦しいけど死んだら終わりだから、本気でその役を演じきれ。
つまり、視点を変えれば、気持ちが変わるってことなんだ。」         

矢沢永吉

矢沢さんの熱烈なファンがたくさんいることが納得できるほど、矢沢さんの強さや魅力を感じます。

女優になりなさい

かつて若いころ、仕事に悩んでいた頃、大学の先輩であり、職場の先輩でもある方に、仕事をするにあたっての心構えとして「女優になる。」ように言われました。

実は、その先輩の後任職についたばかりで、その先輩が優秀な人であったからこそのプレッシャーだったのですが。

でも、実はその先輩も常にプレッシャーを交わす方法として「女優」であり続けているのだわかったと同時に、普段のあの自信たっぷりな様子が「演じている」のだとわかり驚きました。

仕事はその立場や役割を演じることだと言われ、仕事への向き合い方を考えることができたのは確かです。

ただ、私には演技力がなく、大根役者のままでした。

自分が傷ついたり、さらけ出すのがしんどい時は、「演じる」という手もあるかもしれません。

社会的自立が目標では?

不登校生徒への支援で大事なのは、もと学級への復帰でも、学校への登校でもないと感じています。

中学校という狭い社会へ戻ることよりも、生徒の今後の人生への支援がほしいと思います。

中学校の中ではなく、社会で生きていくのですから。

学校へ戻り、学校の中でできることをして社会へ出ていくという今までのルートもありですが、それが唯一の方法ではないことに気が付き始めましたよね?

学校の先生方は、学校の中でできることしかできないから、とにかく学校へ来い、そうすれば支援してやる、といいます。

でも、不登校の生徒は、学校ルートとは違う方法での社会的自立を目指すことも考えた支援を生み出していかなければ解決しないと思うし、案外、学校ルートに戻るよりも他に近道が見つかるかもしれません。

夏休み朝8時

朝8時になろうとしていますが、我が家の息子たちは起きてきません。

日中は暑くなると予想されているので、今が一番涼しくてラクな時間です。

まぁ、寝ていても気持ちがいい気温なんですがね・・・

でもここは鬼になり、おしりをたたいて起こそうと思います。

不安定な息子たち、せめて生活リズムは管理しなくちゃいけないかな。

不登校

Posted by カトラ