割れた卵が駐車場に

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夕方、スーパーの入り口に近い障がい者用駐車スペースにプラスチックケース入り卵が1パック落ちているのが見えました。

近づくにつれ、半分以上の卵が割れて路面に黄身と白身が流れ出ているのが分かりましたが、全部が割れているかどうかはわからず、数個は大丈夫のようにも見えます。

私がもっと卵に近づいていくと、店内から一人の店員さんが出てきて、その卵パックを片付け始めました。

今日は、お店で商品を落としてしまった人はどうするのかなぁを考えたお話です。

商品の交換は可能?

以前、あるスーパーの総菜売り場で体験したこと。

1人の男性が今晩のおかずを選んでいる様子。高齢のその男性は、かき揚げやフライを数個、トングを使って売り場に置いてあるプラスチックのケースに入れて輪ゴムで閉じていました。しかし、それを何かのはずみで落としてしまい、その拍子にフライなどが床に飛び出してしまいました。その男性は慌てて拾ってケースに戻し、そのまま会計に持っていこうとしていました。

その男性の買物ぶりからおそらく一人暮らしで、自分が今夜食べる分だけのお惣菜を買うことが多い。普段からこのお店で総菜を食べているので、お気に入りが決まっているかのようです。

ただ今日は落としたのを多くの人に見られて注目されてしまい、その空気が気まずくてとりあえずお金を払って持って帰るものの、きっと食べないだろうな、と想像しました。

私は、慌てて売り場の店員さんに声をかけ説明したところ、店員さんがその男性を引き留めて、商品の交換をしてくれました。手際のよい店員さんだったのでその男性があっけにとられているうちに商品の交換が終わっていました。

店員さんはその男性がお店の常連さんだとわかっていたのかもしれません。

子どもが落としたとき

同じお店で、子どもがやっちゃった場面も見たことがあります。

その子は、おばあちゃんとお母さんと一緒にお買い物に来た未就学くらいの男の子。お総菜売り場で自分の好きな海苔巻きを数本プラスチックケースに入れてもらい嬉しかったのでしょう、それを手に持ったまま歩き始めました。お母さんは「カゴに入れなさい」と言いますが、聞く耳もちません。案の定、落として中身の海苔巻きたちが床に飛び出てしまいました。

立ちつくす男の子。すかさず、おばあちゃんたちが拾ってケースに戻し、それをカゴに入れ、おそらくそのまま会計に行く様子。

もちろん、その子はその間にお母さんにひどく叱られています。「どうするの?もう食べられないよ。」と。

一方、おばあちゃんは「いいよ、いいよ、○○に(おそらくペット)あげればいいから。」と。

おそらく、店員さんに言えば、店内で起きた故意ではない事故として交換してくれたと思います。

でも、その親子なりの教育方針があると思ったのでその時は口出しするのは止めました。その子はスーパーの総菜売り場ではきっと、これから慎重になると思うし、みんなの前で慰めてくれたおばあちゃんはやさしいなぁとますます好きになるだろうし。

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31も素早い

息子たちが小学校低学年のころ、アイスクリームの31(サーティワン)が好きでした。

小さい時はカップにアイスを入れてもらったので良かったのですが、その日は「コーン」で食べたくなったようです。

スモールダブルコーンで、お決まりのポッピングシャワーとオレンジソルベを注文。

お店のテーブルに座り食べ始めたとき「あっ」という間もなく、ダブルに積み重ねられたアイスの1つが床に落ちていました。

私も息子たちも一瞬の出来事に驚き、固まっていると、それに気が付いた店員さんがまず床のアイスを片付けてくれました。

そして、同じものを再度手渡してくれたのです。もちろん追加料金なく。

あまりの手際の良さと親切な対応に長男は泣く間もなく、何事もなかったかのようにおいしそうに完食していました。

よくあるらしい

落ち着いてから満足げな息子たちとおわびと感謝を申し上げたところ、「よくあること」という返答。

確かに、コーンにアイス2つが積み重なっている状態は小さい子でなくとも油断をすると落ちそうですからね。

ただし、作り直しというのは、落ちたのがイートインの場所でないと対応はできないそうで、しかも、ちょうど息子の場合は、店員さんがすぐに気づいてくれたからスムースだったのかもしれません。

でも、落とさずに食べた方がアイスを無駄にしなくて済むので気を付けたほうがよさそうです。

しばらくの間、息子たちには、コーンではなくカップで食べるようにしました。

この頃はちょっとリッチにワッフルコーンで食べるようになりました。

でも我が家は3段重ねのトリプルは、暗黙の了解というか、注文したことはありません。

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また行きたい

31での出来事を通して感じたのですが、子どもたちは31をイヤな思い出がある場所として認識せず、その後も通い続けているわけです。

もちろん、買うたびにお母さんから「カップにしなさい」とは言われるものの。

31としたら、1度は無料で作り直した損害はあるもののファンを失うことなくむしろつなぎ止め成功です。

あの1人暮らしの男性もおそらく、あの店の総菜を継続してまた購入しているのではないかなぁと思います。

もちろんアイスも総菜もその味そのものが大事ですが、息子たちは味そのものよりも店員さんのやさしさに心をつかまれちゃっている感じです。数百円のことで、大きな利になっていると言えるのかもしれません。

接客の効果ってそういうところなのかもしれません。

数百円で利を・・・なんて書くと逆に、計算高い抜け目のない商売をしている様に受け取られるかもしれませんが、どちらかというと、お客側もお金で買えないものを手に入れることができているので両得だと感じています。

さて、卵の買主さんは

さて、冒頭の卵ですが、店員さんが確認したところ生き残っているように見える卵もヒビが入っており、どうも全滅だったようです。

けれど、なぜ、その卵の買主は全てをそこに置いてい行ったのでしょうか。

スーパーの建物から外に出ているから、交換はできないと諦めたものの、お店への不満を表すため置いていった。
自分の落ち度で卵を落としてしまったので諦めたが、片付けが面倒で置いていった。
実は落としたこと自体に気が付いてない。

おそらく、2番目の片付けが面倒だった、が有力だと想像しますが、誰にも「利」がありません。

印象的だったのは、片付けをしていた店員さんに「会計後に卵を割ってしまった場合は交換できるのか」と聞いたら、このお店ではレシートがあれば事情を聴いて、できるだけ交換する、と言っていました。

その「事情を聴いて」というところで、故意かどうかを一応確認するのでしょうか。

いずれにしても「交換が前提」ということですから、もし、同じようなことになったらお店の人に相談してみましょう。お店にもお客にも「利」があるといいですね。

おばちゃんになった

ただ、もし自分が・・・と考えたときに一番つらいのは「気まずい雰囲気」です。

何かやらかしてしまったときに大勢いる周囲の人に「あ~あ、やっちゃったねぇ。」という感じで見られていると思うとつらいです。

雪の日に滑ってしまい、転んで痛いけど、「あ~あ、かわいそうに」という周囲の視線を感じ、なんだかものすごく恥ずかしくて、平気なふりして立ち上がってしまう感じ。

一方で、その転倒を見た側はむしろ「何も見てないよ」ということをアピールするためにあえて声をかけない、無視をするという心理もあり。

誰かが「大丈夫ですか?」と声をかけてくれたら、「えぇ、ちょっと滑ってしまって。」「ハハハ」なんて会話出来て、ちょっとラクになるのになぁと思います。

ということで、私自身はたいてい「声をかける派」です。おばちゃんになってからはかなり多くなりました。むしろおばちゃんだからできることかもしれません。

信号機のある交差点の歩道に自転車が倒れ、その横で顔から流血している若い男性がいました。私は車を運転中だったので一瞬では事情が分からず、いったん通り過ぎました。しかし、気になったので数十メートル先のコンビニ駐車場でUターンして再度その場に戻りました。私を含め多くの車が行き交う中、止まったのは私だけだったそうです。転倒の原因は車と接触しそうになり急ブレーキをかけたためつんのめって顔から転倒したが、車にはぶつからずに済んだ。しかし、痛くて動けずに数分前からそのまま、という状態でした。

私と会話する中で落ち着きを取り戻し、救急車は不要、職場に連絡。自力で帰宅して受診する。という運びになりました。見た目からは口腔内やおそらく歯をやられている感じで、すごく痛かったと思います。

私が声をかけなくても彼は数分後には落ち着きを取り戻したかもしれませんが、私が「ん~外科よりは口腔がみれる歯科に行った方がいいよ。」と言ったことでやっと自分の状態を把握できたようでした。携帯を使って自分の顔を見ていましたから。

ところがこの頃、声掛けを躊躇するのが店内の迷子です。

小さな子が「ママ~」と泣きそうな声で言いながら歩いていると声をかけたくなります。しかし、必ずしも迷子ではないんですよね。私がきょろきょろとすると、ちょっと怒っている感じのママが、通り一つ隣ぐらいのところに居たりする。

ん~~~ややこしい。

もし仮に、そのような幼児に声をかける段になった時も慎重にしないといけません。

幼児とは少し離れた距離から他の人にも聞こえるくらいの大きな声で「ママを探しているの?」と言います。そうです、誘拐や不審者ではないアピールをしなくてはいけないから。

見知らぬ人からの厚意

車を運転しているときに、対向車や後続車からパッシングを受けた経験がある方もいらっしゃるでしょう。

後続車からのパッシングは先に行きたいのだなぁとわかりやすいのですが、対向車からのパッシングはいろいろ考えます。パッシングは車のコミュニケーションツールですから、送られた意味を考えます。

(狭い道や右折を譲るので)お先にどうぞ、ということかもしれないし、逆に抗議の意味かもしれない。

またあまりあいたくはないが、非常事態だ助けて、かもしれないし、ライトやハザードがつけっぱなしとか車の見た目の異変を教えてくれているとか、この先に進むと「何かある」という合図かもしれない。

パッシングにはいろいろなメッセージがあるので、送り側の意図がわからないとしばらく悩みながら進みます。

先日受けたパッシングは、なんだろなんだろ、と思っているうちに・・・しばらく進むと「警察の取り締まり」がありました。

もちろん、道交法や条例を侵すような運転はしていませんでしたが、見ず知らずの人がパッシングで事前に合図をしてくれたので取り締まりも一つの可能性として考えており、不意の警察官に驚かずにすんだことは確かです。

合図をくれた車の運転手さん、ありがとうございました。

一方、その日の帰り、同じ道を通ったのですが、1台の車がその取り締まりのエリアに停められ、運転手と警察官が話していました。

きっと、その車の運転手さんには誰もパッシングで心の準備をさせてくれなかったのではないかな。きっとびっくりしただろうなぁ。

あるいは、パッシングをされてもその意味が分からなかったのかもしれないなぁ。

良かれと思っても、相手に通じないと残念ですが、お互いが気分が少しでもよくなるために、声掛けは続けていこうかなって思いました。

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Posted by カトラ