玉こんにゃくを飲み込んだ犬の災難

醤油味がついた玉こんにゃくのパックは便利で、そのまま器にうつしてすぐ食べられます。しかも、低カロリーの食物繊維ですからダイエットの味方です。

さっそく、今日も食べようと箸で挟もうとしたところ、つるっと滑り床に落ちてしまいました。

すかさず、そばにいた犬がパクっと飲み込みます。

「アッ?えっ!!」

「その一瞬の出来事に唖然としながら犬を見つめていると、しばらくすると犬が「ウゲッウゲッ」と苦しみ始めました。

「犬の飼い主さん、玉こんにゃくを犬に与えてはいけません。」という話です。

玉こんにゃくは大好きです

丸いこんにゃくをだしと醤油でじっくり煮込んだ「玉こんにゃく」。昔ながらの料理ですが、最近はお手軽パックが購入できます。味が染み込みにくいこんにゃくなので、味付きで売っているなんて、本当に便利。

本当に味付きの玉こんにゃくを作ってくださる方には感謝しかありません。

この後に書くことは、全く私の不注意で起きたことで、玉こんにゃくは何も悪くありません。

いや、ちょっと大きいかも

玉こんにゃくはメーカーによって大きさの違いはあるのかもしれませんが、今回購入した玉こんにゃくの大きさは隣の鶏卵の大きさと比較してわかる通り、直径3㎝くらいはありそうです。

普段は特に考えませんが、口に入れてから数回咀嚼するか、口に入れる前にかじるか、しています。

「こんにゃくゼリー事故」でゼリーをのどに詰まらせて幼児・年寄りが亡くなったことがありましたが、確かあの時のゼリーも3㎝くらいのカップ型でしたね・・・。

玉こんにゃくは丸いからむしろ、つるん‼と口に入りやすい。噛まないとのどにつかえたら危ないですね。

丸くて箸ではさみにくい

そうそう、、玉こんにゃくは丸いから、口に入れる前、お箸でとろうと、お箸を使って挟むことは…至難の業。仕方ないので、お箸の上に乗せて玉こんに指を添えるか、竹串でぶっ刺すしかありません。

そこでお箸の上に乗せようとしたことが失敗です。お箸に乗るどころか、器の端から飛びでて床に落ちてコロコロ。

タイミングよく??悪く‼、犬の目の前に玉こんにゃくは転がっていきました。

そりゃ犬、反射的に「パクッ」としますよね。

しかも丸いからつるんと口に入る、けど、噛み切れない…犬も迷ったでしょうが、近づいてくる飼い主にせっかく口に入れたモノを取り上げられないように、急いで飲み込みます。

いつもは、多少飲み込みにくくても、たいていは溶けていったり消化されていくのに…

ウグッ、ウグッ、・・・。

エッ?飲み込んだ?飲み込めない?

アグッ、アグッ

呼吸はできている・・・。
しゃっくりか?

ウググッ、ウググッ、・・・。

しゃっくりだとしても…驚かせてもダメだよね。
驚かせると余計に玉こんにゃくが悪いところに入り込んだりして…。

いや、なんか、吐きたがってるね。

助けてよ・・・ボクどうしたらいいの?という感じで抱っこを求めてくる。
ウグ、ウグ・・・

犬の消化器って人間じゃないんだから…縦に抱いても意味ないよなぁ。

おいおい、何もしてくれないのか?安心させて助けてくれよ~という感じで
オエっ、オエッ。

突然、向きを変えて、床に向かって白い泡を吐き出す。

吐いた?
いや、違う、胃液だけだ・・・。
頑張れ、吐き出せ~

役に立たないやつらだなぁ、という視線で・・・
オエッ、おえっ・・・・
椅子の下に隠れて・・・
白い泡をまた吐く。

また胃液だけだ…

ダメだ・・・人間は当てにならない。
自分で命を守らないと・・・
ウゲエ~、ウゲエ~
ウゲッっと玉こんにゃくを胃液と一緒に吐き出す。

出た出た、よかった。いい子だいい子だ。

飲み込んでから、吐き出すまでに10分くらいかかりました。

実際に私たち人間ができたことは首輪を外したり、落ち着かせようとしたりしたことだけです。

私たちが慌てた振る舞いをすると犬も慌てちゃうから。。。

吐き出した後は、子どもが甘えるように抱っこをせがんで離れません。

やはり、死にそうな感覚というか、苦しくて怖かったんだろうなぁ。

注意していてもその時は不意にくる

犬の誤飲事故はペットの誤飲事故の発生率は約1.7%といわれているそうです。国内のイヌの飼育頭数から計算すると、年間でおよそ20万件も発生していることになります。

飼い主さんの多くが普段から犬が飲み込んだら事故になりそうなものは近くに置かないなど気を付けていると思いますが、事故は普段の注意深さをあざ笑うかのように、不意に起こります。

たとえば、今日の「こんにゃく」です。わざわざ犬に与える食材ではないし、今日も犬の目の前に転がらなければ私が片付けることができました。

そして偶然にもその大きさも悪い方に働きました。半分の大きさだったら大丈夫だったかも…、犬が飲み込む習慣ではなく噛む習慣を持っていたら大丈夫だったかも…事故はそのような不運が重なって起こるのかもしれません。

飼い主さんにお願いです。「玉こんにゃくを食べるときは、いつも以上に、犬に気を付けてください。」

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ペットセーバー

人間の救急救命は消防士さんが講習会を開いてくれたりしますし、小学校の役員をしたときには夏休みのプール監視のために受講しました。

しかし、この事件があって、犬の救急救命についても調べました。

今回、犬が苦しむ様子を見ながら、いったい飼い主である私たちはどうしたらよかったのか…

ネット検索してみると、「ペットセーバー」という民間資格があると知りました。

日常生活におけるペットの救急法、ペットの事故防止、手当の基本、人工呼吸や心臓マッサージの方法、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術を押してくれる講習会もあるそうです。

ふむぅ、受けられるものなら受けたいけれど…。民間資格ですから、その講習や認定証にはお金がかかります。

講師は元国際レスキュー隊員さんらしい。ってことはベースは人間の救急救命と近いのかもしれません。

人間の場合もそうですが、講習会の大事なところは、「いざッ」というまさにその時に、慌てふためいて何もできないということが無いように、事前に実際にやってみる、というところです。

頭でわかってても慌てると何もできないけれど、体で体験しておくと、実際にも動けるということです。

興味のある犬・猫の飼い主さんはぜひいかがでしょうか。

Posted by カトラ