子宮体がんの検査もしました

健康

子宮にできる癌、「子宮がん」と言っても、「子宮がん」と「子宮がん」があるのをご存知ですか?

20代~30代の女性がなりやすい「子宮頸がん」と、40代以降の女性がなりやすい「子宮体がん」。

かつて日本では「子宮頸がん」が主流でしたが、食生活や生活習慣の変化などによって「子宮体がん」が増えてきたため、最近では両者の比率はほぼ同じになっているといわれます。そして、この2つは発生する場所だけでなく、原因や予防法も大きく異なります。

以前、更年期の月経過多?を不安に感じていることを書きました。そして昨日、予約した婦人科受診をして主治医に経過を報告したところ、「子宮体がん検査」を勧められ、受けました。

そういえば、今まで「頸がん」の検査は受けていますが、「体がん」の検査は一度も受けたことがありませんでした。

子宮頸がんにはワクチンがありますが

子宮頸がん(しきゅうけいがん)は、子宮口の入り口である子宮頸部にできる悪性腫瘍です。
日本では、子宮頸がんは子宮体がんにくらべて多く、最近は性交渉をもつ年齢の若年化により、20~30代の若い女性にも多く発生し、浸潤癌は40歳代、ついで30歳代に好発する。子宮頸がんで2,871人が亡くなっています。また、一生のうちにおよそ73人に1人が子宮頸がんと診断されています(2018年統計)。

【原因】
子宮頸癌は、ヒトパピローマウイルス(HPV)と深い関連があるとされ、患者の90%以上からウイルスが検出されている。HPVは性交渉により感染するため、多くの女性が一生に一度は感染し、HPVは子宮頸部に定着する。
 感染しても90%の人は自分の免疫でウイルスを排除することができるが、10%の人は感染が持続し、癌の前段階である異形成が進行した結果、浸潤癌に至るとされている。

【症状】
初期は無症状であるが、不正性器出血や性行為の際の出血が典型的な初発症状である。

【検査】
HPV感染から異形成、癌化するまでの時間経過は長く、子宮の入り口付近に発生することが多いので、婦人科の診察で観察や検査がしやすく、発見されやすいがんです。異形成の段階で早期に発見すれば比較的治療しやすく、予後がいいことから定期検診が推奨されている。
 日本では20歳から2年に1回の検診を推奨していますが、受診率は低いのが現状のようです。がん検診では細胞診を行うため、あの内診台に上がるのに抵抗がある人もいるでしょうが、「早期発見」が重要なのでぜひ、2年に1回は受けましょう。

【予防接種】
HPV感染を予防することにより子宮頸がんの発症を防ぐワクチン接種が各国で広がっており、現行のHPVワクチンにより子宮頸がんの60~70%を予防できると考えられており、日本でも2009年12月から接種可能となり、性交渉を経験する前の10代前半を中心に接種は推奨されています。しかし副作用が社会的に問題となり、現在積極的な推奨を見合わせている市町村が多いのが現状です。主治医と相談することをお勧めします。

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子宮体がんのワクチンはない

子宮体がんは子宮体部、つまり子宮の奥の方にできるがんのことです。
具体的には子宮の内側を覆っている「子宮内膜」という部分ががんになっていきます。内膜というとペラっとした紙のようなものをイメージするかもしれませんが、子宮内膜は細胞や毛細血管といった組織で構成されています。

子宮内膜は月経の周期に応じたホルモンの影響を受け、だんだんと厚くなります。これは女性の体が妊娠に備え、準備をしているということ。この分厚くなった子宮内膜に受精卵が着床するのです。妊娠すれば子宮内膜は赤ちゃんのベッドとしての役割を持ちますが、もし受精卵が着床しなければ剥がれてしまいます。この剥がれた子宮内膜が、月経血なのです。子宮内膜がきちんと剥がれずに分厚いままでいると、子宮体がんのリスクが上がります。そのため、毎月きちんと出血しない人や、閉経が近づき月経が不規則になっている人は、子宮体がんに要注意です。

子宮体がんで2,601人が亡くなっています。また、年間罹患数は子宮体がん16,304人、と増加傾向です。(2018年)

【原因】
子宮体がんの主な原因は、女性ホルモンのバランスの変化で「エストロゲン」と「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンが関係している。卵巣からでるエストロゲンというホルモンは、子宮内膜を増殖させ、プロゲステロンはそれを抑制するが、そのバランスが崩れ、エストロゲンが過剰になると子宮内膜が増殖し、がんが発生するといわれ、このホルモンが子宮体がんの発生に関係していると考えられています。
また、女性ホルモンの変化が大きい閉経期は子宮体がんになりやすいといわれています。罹患率は40代から増加し、閉経後にホルモンのバランスが崩れやすいことから50代でピークに達し、60代、70代になるとやや減少します。
ただし、このようなエストロゲン(卵胞ホルモン)の刺激と関連なく生じるものもあるようです。

【症状】
子宮体がんの症状で最も多いのが「不正出血」です。
不正出血とは「月経以外に性器から出血する」こと。少量の出血や褐色のおりものも不正出血に含まれます。
子宮頸がんに比べ、子宮体がんになる年代は比較的高齢ですから、閉経後あるいは更年期での不正出血がある時には特に注意が必要です。私の主治医も、これを理由に「子宮体がん検査」を勧めてくれました。

【検査】
子宮体がんを発見するもっとも有効な方法は、子宮体がん検診です。
子宮頸がんの検査とは違い、細胞を擦り取る細い器具を子宮の奥まで入れて検査します。その際に多少の痛みや出血を伴うこともあります。40歳以上でリスクが高い方や、若くても不正出血がある方はきちんと検査を受けておいた方がいいでしょう。

私も検査前に「痛いかもしれません」と医師と看護師から説明を受けたので、ちょっとビクついて内診台に上りましたが、結果的には痛みはほとんど感じることなく、「そういう人(痛くない人)もまれにいらっしゃるんですが、それはよかった。」と言われました。

実は、私の場合は、子宮筋腫の経過観察のために受診しているので、で経腟超音波(エコー)検査で子宮内膜の厚さの確認もしています。しかし、それ以前に子宮筋腫が大きすぎるため、エコーでは像がクリアに見れない危険性があるため、「子宮体がん検査」もしたというわけです。
 その日はおりものパッドに出血が見られましたが、事前に説明を受けた「救急対応が必要な場合」に当てはまることは全くありませんでした。ただ、結果は郵送で届くので、それを待っている間が怖いですね。

子宮体がんのリスク

子宮体がんは、初期の発見であれば生存率は90%以上と良好のため、「おかしい」と思ったら婦人科を受診することが重要だそうですよ。

上に書いた通り、子宮体がんは、出産経験がない(少ない)、肥満、月経不順、エストロゲン製剤を服用しているなど女性ホルモンに原因があるもののほかに、高血圧、糖尿病、乳がん・大腸がんを患った近親者がいる場合も注意が必要としてリスクにあげられています。ホルモン刺激とは関係なく発生するこのようタイプの多くは、委縮した内膜にがん関連遺伝子の異常によって発生することがわかっており、高齢者に多くみられるそうです。他にも、遺伝的に子宮内膜がんを発症しやすい方がいます。

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遺伝子検査とがん

子宮がんに限らず、病気は「早期発見・早期治療」が、身体的にも、生活上にも負担は少なく、理想と考えられています。

ところで、いつ見つかれば「早期発見」なのでしょうか?

アンジェリーナ・ジョリーさんは、実母が乳がん、卵巣がんを患い亡くなったことから、遺伝子検査を受け、自身ががんになる危険性のある遺伝子、87%が乳がんに、50%が卵巣がんになるリスクをもたらすBRCA1遺伝子(がん抑制遺伝子の一種)を持っていることを知りました。
そして、その結果を受け入れ、40歳にならないうちにということで、2013年に乳がんの予防のため両方の乳房を切除し、その後卵巣も切除したそうです。

まだ、がんになっていない臓器を切除する“予防的切除”については判断がむずかしいところですが、分子生物学の進歩により、将来罹患するであろう病気が、簡単な遺伝子検査で診断できる時代になったということですね。

いずれにしても、検査結果を待つ時間のストレスもありますが、いざ結果が出てから治療法を選択するには難しい判断も含めて、一人ではしんどいこともありそうです。

信頼でき、相談できる主治医がいてほしいな、と思いますね。

結果が届くまで、しばらく不安と一緒の生活です。

そうそう、もともと子宮筋腫の経過観察のための受診でして、そちらの方は

幸い、以前よりすごく大きくなっている、ということはありません。

つまり、直径14センチという大きな筋腫ではあるけれど、数ケ月経過している前回と比べて病的なものを疑わせる急成長はないということ。自覚症状が変化したり辛くなっていたりしなければ、またまた経過観察、で。

自覚的に大きな変化はありません。

閉経したら、今よりは小さくなると思いますよ。もう少しですかね~。

ということで、子宮筋腫は相変わらず私の腹部で大きな容量を占領しております。

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Posted by カトラ