文化祭③

不登校

次男の通う中学校の文化祭ネタ、その③です。

次男は、1日目の運動会参加への圧力から逃れ、一人、中間教室に残っていたそうです。

実は先生たちも逃げ…

運動会の日、雨が降りました。

そのため、体育館競技に変更になったため、全員リレーはなくなりました。しかし、大縄跳びとドッチボールといった全員参加の圧力は変わりません。

中間教室に来ている他のクラスの女子は「学校行事に参加する」という担任との約束があったそうです。仕方なく、渋りつつも参加したそうですが、「内申書のため」と彼女は言っていたそうです…。

記録用に

次男がクラスからの呼び出しを断り、一人で本を読んでいると、一人の先生が教室に入ってきたそうです。

普段はあまり接点のない先生のため、お名前も存じ上げないとか‥‥。

その先生がカメラを持って入ってきました。

文化祭の記録係で写真を撮っているんだけど、この教室も撮っていいかな?

しかし、その先生は撮影することもなく、椅子に座り、次男と話を始めたそうです。
高校時代の話や部活の話、ゲームやアニメの話など。次男は、自分を連れ出しに来たわけではないということが分かってからは、構えることなく話せたそうです。

数十分話して、その先生が部屋を出ていき、しばらくすると、今度は3年副担の一人が入ってきたそうです。

そしてまた、その先生も自分を連れ出しに来たわけではないことがわかり、しばらく世間話や、進路や将来のことなどを話したそうです。

次男が思うに、先生たちは、飾ったり指導したりする物言いをすることなく、おそらく「時間つぶし」に来たようです。

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以前の文化祭は厳重警戒

長男が通っていた頃の中学校の文化祭は、校門や体育館の入り口を始め、廊下やウラ門など各所に男性の教師が立ち、イヤホンとマイクがついたインカムを付けて、不良や問題児の出入りを見張っている感じでした。

文化祭の途中で不良たちがたむろして、来訪者が怖がったり、評判が悪くなるのは困る。卒業生が文化祭を冷やかしに来るのも困る。とにかく、先生方はピリピリしている感じがありました。

それが、不良と一目でわかる生徒はいなくなったし、卒業生の襲来?はなくなり、年々見張りの先生は少なくなりました。

そして、今年は、コロナ禍で人の出入りはほとんどありません。

見張り番要因の人員は必要がなくなり、逆に担任以外の先生たちの居場所がなかったのかもしれませんね。

先生の展示

全ての先生ではありませんでしたが、先生方の展示コーナーもありました。

美術の先生の絵画は圧巻でした。

家庭科の先生の手芸品や工芸品の手作りも素敵。

校長のコレクション展示は、おまけでついているモノらしいけれど、おそらくオークションでお金で手に入れたのではと思わせる完璧さでした。

また、我が子自慢をする先生の展示は普段見ていたイメージとは違い微笑みがもれました。

生徒みんなに白文帳展示をさせなくても、こういう感じがいいのではないかなぁと思いました。

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不登校の行事参加

中間教室の友人たちの文化祭への参加の仕方はそれぞれでした。

次男は、展示やクラスPVなどへの参加はしましたが、当日はほぼ中間教室で過ごしていました。

一方、展示、PV、委員会、部活等何も参加せず、文化祭当日も欠席した男子。

展示、PV参加し、当日は吹奏楽の部活発表だけに参加した女子。

展示、PVは参加しないものの、当日はクラス競技に参加し、クラスで過ごした女子。

細かく様子を聞くと、それぞれの行事参加の程度は異なっていたようです。

そして、なぜ、中間教室に通う生徒たちがそれぞれの形で参加したのかという理由を聞いてみると、「内申書に関係する」と担任に言われた子もいるし、自分でそう判断した子もいたようです。

例えば運動会の競技に参加した女子は、「クラスの団結」とか「クラスのために」とか、「クラスに戻りやすくなるから」「今日から変わる」とかいう考えは微塵もなく、「行事への参加については内申書に書く」という担任からの脅しに反応して、参加という行動をしたのです。

脅しをする担任もどうかと思いますが、それによって、彼女は、イヤな気持ちを抑え、自分の行動を決めているわけです。

次男の担任も含め多くの人が、「中間教室に通う生徒たちは、辛抱とか我慢ができない、イヤなことからいつも逃げている子たち」と思っています。しかし、実際には、自分の立ち位置や将来を考えて必要だと思う行動は、するんです。

だから、いつも思います。子どもたちが自分で判断したり決めたりできるように、情報を提供する、可能な対応はする意思を伝える、説明する、どうしたいか尋ねる、などが大事。

今回は結果的に、それぞれに自分の居場所を自分で選んだのではないでしょうか。

不登校

Posted by カトラ