あずき・・・失敗ですが、おいしくいただきましょう

小豆を豆から煮たことがありません。
あんこはいつもすぐ使えるものをパックか缶詰で購入し、ぜんざいにしたり、ぼた餅にしたりしていましたから。
今回、実家の棚奥からちょっと賞味期間は過ぎていたのですが、「赤飯用あずき缶」が見つかり、救出することにしました。
我が家の男性陣は赤飯が好きではないため、そのまま赤飯にしても救出できないから‥‥
「あんこ」にしようと思いました。
あずき缶…缶詰だけど
さて、缶詰の賞味期限って‥‥もともと賞味期限が過ぎた缶詰は食べることができるのかしら?
ご存知、賞味期限と消費期限の違いをあらためて。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」:インスタント食品や乳製品、缶詰など
消費期限は「安全に食べられる期限」:お弁当や調理パン、お惣菜、生菓子などですから、消費期限の過ぎた食品は安全のためにも、食べないほうがいいと思います。
そして、缶詰の賞味期限は、水産缶詰は製造日から3年、果実缶詰で2~3年、野菜缶詰2~3年、畜産缶詰は3年だといわれています。一般的な賞味期限を3年に設定しているようですね。しかし、これはあくまでも缶詰がおいしく食べられる目安だそうですよ。時間が経てば、少しずつ味は落ちていきます。
そして今回の缶詰はそれ以上の時間が経っている‥‥
とりあえず煮てみます。
赤飯用あずき缶なので、炊飯器で煮たらよいのではないかと‼
砂糖のタイミング?
そして、炊飯器のスイッチを押す際に、一度に煮てしまいたいと、缶詰の汁ごと炊飯器に入れたのと一緒に砂糖も入れました。
数十分後、炊飯が終わり蓋を開けると、
確かに、煮えている・・・でも残念なことにあずき豆のふっくら感が無い‥‥
硬いほどではないけど、やわらかくない。
しかも、甘くないし、ちょっと苦みが口に残る。
後の祭りですが、
あずきというのは、最初から砂糖を加えて煮るとふっくらしないそうです。
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あずきの効能
ところで、今年9月のNHKためしてガッテンという番組で、「小豆」が取り上げられていました。
腸内細菌を元気にし便秘改善や筋肉量アップにつながる不思議なパワーを持っているというものでした。
それ以来、甘いお菓子は生クリーム系よりは「あんこ」を選択するようにはしています。
もちろん、井村屋の「あずきバー」で夏を乗り越えました。
ミキサー登場
でも、目の前にあるのは、おいしそうなあんことは程遠い、「あずきの炊飯」・・・
「あんこ」には粒あんやこしあん、つぶしあんなどがあるわけで・・・
粒あんをあきらめて、こしあんっぽくしましょう。ミキサー登場。
案外、ぱさぱさになったので水を足して、ちょっと鍋で練ると、だいぶ食べやすくなった感じ…

う~~~ん、写真があまりおいしそうそうじゃないし、硬い皮がちょっと舌に残る。
せっかくなので、井村屋さんのHPを参考に蒸しようかんを作りました。

かなりおいしくできたとは思いましたが・・・・
結論:「缶詰も油断せず、賞味期限切れ前においしくいただきましょう」
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「あんこ」を食べて厄払い?魔除け?
むかし、「あんこ」を食べると魔除けになるとかって聞いたことありませんか?
だから、お供えはもちろんお土産などにもあんこの饅頭などが多いとか…
そうそう、織田信長の妹の「お市の方」が、夫である浅井長政の裏切りを信長に知らせるために手紙はつけずに、両方を紐で結んだ袋に小豆を入れ陣中に届け「袋のネズミだから逃げて」と伝えたという逸話がありますね。ただし、”麒麟がくる”でもその場面はなかったので、残念ながら後世の作り話のようですが。
年末に向けて
今年も残るところ1ケ月ですね。
もともと実家の棚から出てきた賞味期限切れの缶詰もそうですが、
気になったところは、すぐに掃除してきれいにするようにしています。ただ捨てるのではなく、できる限り救済しながら・・・・
掃除だけでなく、全ての存在に感謝しながら、なるべく善行して・・・・
それもこれも、運気を上げるためです。
きっと年末ジャンボが期待の結果になると信じています。
そして、あんこを食べて魔除けをしたら、鬼に金棒に違いありません。
追記
あんこを作って、蒸しようかんにして食べましたけど、けっこう砂糖も入れたんですよね。
カロリー的にはかなり高くなってしまいました。。。
残さずいただいたので、体重増加が心配・・・・
しかし、その翌日の便通の良さったら・・・・
お腹の中が空っぽになるくらいでした。
あずきの便通効果は本当なんだぁ、と実感しました。