大股歩き・・・大道を闊歩せよ

左肩の五十肩の苦しみからほぼほぼ復活できた喜びもつかの間、
両股関節の痛みが強く感じられるようになっています。
五十肩のリハビリをお願いしていた理学療法士さんに、引き続き、股関節痛のケアもしてもらえるようになりました。
股関節の痛みは骨の痛みではない
久しぶりのレントゲン検査をしました。
股関節の大転子と骨盤の間は、半年前や一年前とほぼ変化ありません。
骨や関節の様子からすると「悪化」はしていないと言えそうです。
でも、股関節の辺りから腰にかけて痛いんです・・・・
おそらく・・・
五十肩が痛い時にコロナ禍も加わり、ほぼ自粛生活・・・
明らかに運動不足のため、体幹や臀部、太ももの筋力の低下はもちろん、筋肉自体が柔軟性を失っているんですね。
だから股関節自体の痛みというよりも大殿筋、中殿筋を始めとした大腿部、腿裏の筋肉がカチカチだから痛いのだそうです。
筋肉が硬くなれば関節の動きが悪くなったり、さらに筋肉が緊張して血流を阻害するという悪循環に陥るわけです。
運動不足→筋肉が萎縮→筋肉が硬くなる→動きづらくなる→動かすと痛みが出る
という感じらしいです。
まずは硬くなった筋肉や組織を緩めることが必要。
硬い筋肉のまま筋トレをすると、かえって筋肉が緊張して硬くなることもあるので逆効果になるそうです。
この頃、ラジオ体操始めたのですが・・・
いいですよ~。ラジオ体操やウォーキング程度の有酸素運動でほぐしましょう。
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横ではなく、縦に広く
大殿筋や中殿筋の運動や筋トレというと・・・足を横に広げる動きというのでしょうか、カエル足のように足裏をつけて膝を広げる運動などが多かったと思います。


以前よりも股関節が硬くなっているためか、両方の足裏をつけて膝を開くと、
以前は膝横が床に触れることもありましたが、今は無理です。痛い・・・
スクワットをやってみても、以前は「おしりに効いている感じ」がありましたが、今はその感じがありません。
そこで、理学療法士さんが、
次回までの宿題ですが、横に広げるのではなく、縦に広げることを意識してください。
ひざ下からちょこちょこ歩く感じではなく、歩幅を大きくして歩くことを意識するんです。
横ではなく、縦に動かして歩く練習をしてください。
縦・・・つまり脚を前後に大きく開くこと。
大股で歩く・・・
ムカデ競争の時のちょこちょこ歩き、ではなく

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大道を闊歩せよ
大股に歩く練習をしながら、ふと、言葉が頭に浮かんできました。
私が通った高校の3大精神のひとつが「大道を闊歩せよ」でした。
駅前大通りのような道の真ん中を、肩で風切って歩く感じ・・・・をイメージしていた高校時代。

でも、本当はそういうことではないらしいです。
「大道」というのは、駅前大通りではないわけです。人として行うべき正しい道義。根本の道徳。
卒業して数十年経ってから知った。
大道を闊歩せよっていい言葉だなぁ。私は果たして、そういう生き方をしてきただろうか…
在学中は、三大精神その一つひとつを深く考えることなく居たんだろうなぁ。
なのに、卒業して数十年、この年になってもなお私の背中を押してくれる・・・・
頑張ろうって思える。
大股歩きで・・・少しづつレベルアップ

さて、大股歩きのやり方。
丹田(へその下)に意識を持って立ち、体の後ろ側に重心を置く感じで足を前に出すのですが、
その脚はへその高さぐらいからふり出すように。手は後ろに大きく振る。
やり方はわかりました。でも、普段のクセが強すぎて、なかなかこの簡単そうな指示通りに歩けないんです。
同じ側の手と足が一緒に出てしまうくらい、不格好な歩き方になっている。
慣れていくしかないと言われたので続けます。
ところで、大股歩きと股関節のことですが、
民間療法を含め、いろいろな見解があります。
股関節症の程度がそれぞれ違うのと同じように、そのレベルの運動や筋トレがいいのかは人によって違います。
信頼できる方とよ~く相談して、納得して実践してください。
私は、もう少し筋肉をほぐしてから、筋トレを続けていく計画です。