男子の眉毛

我が家の理美容は、夫と次男がそれぞれ違う場所の格安床屋でヘアカットだけ。
長男は近所の床屋に行き、夫の倍のお値段でヘアカットと顔剃りをしています。
長男は顔剃りがあるので、眉毛も整えてもらってきます。昔からあるおじさんおばさんの床屋のため、あまり「いまどき感」はないのですが・・・きれいに整えて帰ってきます。
ということで、我が家の理美容にかかる価格ランキングは
犬のトリミング:2匹で約12000円
私の白髪染と前髪カット:約4000円(各種割引あり)
長男の床屋:3800円
夫の格安床屋:1900円
次男の格安床屋:1650円
眉毛カット
家族そろって八の字眉毛の我が家。
夫は時々顔剃りもしてもらい、その時に眉毛の形が変わってきます。
もともとの八の字眉毛がぼさぼさから・・・・かなり垂れ感が強調されて帰ってきます。
もう、「やさしい人そのもの」言い方を変えれば、「頼りなさそうに見える人」って感じです。
長男の床屋さんは多少マシですが、やはり八の字眉毛を思い切って整えて見栄えよくするのは難しいのでしょうか・・・。
八の字眉毛も、小さいころは可愛かったし、優しい顔立ちに見えました。
でもこの頃は、「顔立ちがやさしく見えすぎるのではないか?」「その前にぼさぼさすぎるし・・・」と心配になって来ました。

ただし、既に思春期の息子たちですから、母親としてはなかなか手を出せないところです。
ましてや、安易に手を出して失敗でもしようものなら、翌日即、「学校行かない」になるのは想像に難くない・・・。
眉毛で語る男
コロナ禍、マスク時間が長くなりました。
外出時はずっとマスクをしているので、家族以外の顔は今や、マスク下の顔立ちを忘れてしまうほどではないでしょうか。
そして、この生活はまだまだ続きそうです。
次男は今年、受験生なのですが、面接試験がある学校も受験する予定です。
その時の状況や、学校側の判断にもよると思いますが、おそらくマスクをしての面接になる可能性が高いと思います。
おれ、コンタクトにして、眉毛で語れる男になりたい。
例年、中学校では、三者面談が終わると、面接のある受験をする予定の生徒たちを集めて、面接練習をさせます。
面接会場への入室の仕方から始まって、想定問答を繰り返し、過度な緊張をしなくてすむように練習するのですが、今年は、マスクが新アイテムとして加わり、そこへの対応も必要になりそうだと・・・・
つまり、顔の表情がマスクによってほぼ見えないから、そこを意識しないとなぁ、ということらしいです。
活舌をしっかりして声がこもらないようにする。
必要な場合はジェスチャーをつける。
目と眉毛で気持ちを表す。つまり、眉毛で語る、ということらしい。
そして、次男は「眼鏡」というアイテムが相手に「かたい」「真面目」という先入観を与えかねないと思ったのか、コンタクトレンズにしたいと言い出しました。
でも実は、次男の眼鏡は、学生らしからぬ、ちょっとおしゃれでスポーティな形なので、「真面目」と受け取られることはまずありません。おそらく、逆に「不真面目」と思われたくないのかなぁ、いやいや思春期男子、色気づいたか?
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人体への異物付着を拒否
次男の視力は小学生のときからかなり悪いです。
小学校の帰り道、転んだり側溝へ落ちることがよくあったため仕方なく眼鏡を作ったのです。
本人は眼科で、度合わせのレンズを付けたときに「こんなに良く見える」と感動するまで眼鏡自体を拒否していました。眼科に行く前には、拒否のため泣いたほどです。
眼鏡を付けたら「負け」と思っていたらしい・・・。
中学生になり、ソフトテニスでは眼鏡が動きの邪魔になりそうだったことと、実は眼鏡をしても次男の視力は0.3~0.7程度で、とてもボールの動きが見えているとはおもえなかったので「コンタクトレンズ」を勧めました。
眼科医も本人の管理能力があればコンタクトレンズの方が、ボール競技のためにはイイのではないかとススメてくれたのですが
体に、ましてや目の中に異物を入れるなんてありえない・・・
とかたくなに拒否してきました。
実際にソフトテニスでは、ボールがはっきり見えていることはなく、「おそらくこっちだろう」とか「こちらへ打ち返してくるはず」という「勘」で動いていたらしい。だから、雨で眼鏡が濡れたり曇ったりしてもいつもと変わらない程度に感じていたようです。それにしてはいい反応だった。
この3年間を経て、なぜか急にコンタクトレンズへの壁が低くなり、近々コンタクトデビュー予定です。
早くコンタクトにして、ソフトテニスをしたら、もっと強くなったのではないか?とまた親バカなことを思いつつ・・・
そうそう、今回の「度合わせ」の際、思い切って2段階上げて、1.0~1.2が見えるように調整をしてもらいました。
すると、今までとは格段に違って良く見えたため、感激した様子で言ってました。
うわっ、すげえよく見える。
未来まで見えそうだ。
眉カット
さて、「眉毛で語る」ためには・・・目指すは「意志の強そうな?キリリ眉毛」
ネットで調べると、「眉毛 男子 整え方」と検索するとやはりちゃ~んとありますね。
優しそうな印象を与える八の字眉毛も、眉頭と眉尻の位置を考え形よく整え、5度くらいの傾斜をつけると、垂れ感がずいぶん無くなります。
ただし・・・
女性でも、目が悪い人はあるある、として共感していただけると思うのですが、
目が悪い本人は眼鏡をはずすと鏡に顔をかなり近づけないと化粧もできないのですが、全体のバランスが見えなくなる。
次男は普段でも全く適当で、髭を剃る時も鏡もちゃんと見ず、剃り残しが多いので、鏡映しで左右バランスよくハサミをあてるなんてことできません(笑)。
鏡の前での逆向き作業って、慣れないうちは難しいし、それに加えて見えないし…
私の出番です‼!
さてさて今度は、人の眉毛を切りそろえる難しさ‥‥。自分自身の時とはブラシやハサミの向きや進め方が逆になり、何だかこんがらがります。
二人で大笑いしながら、何とか完成。
キリリまでは行ってないかな…ビフォーアフターの写真は本人の了解が得られず載せられませんが…キリっと眉毛くらい。
眉毛が整ったので、今は、「眉毛で語る」練習をしています。
