職場机上の配り菓子

クリスマスだった金曜日、午後から出勤した私の机上にはクリスマスパッケージのお菓子が複数ありました。
実は、前日のクリスマスイブの日もお菓子が置いてありました。
ハロウィンじゃないのにお菓子をやたら配りまくる風習ってあるんですよね。
私はお菓子好きだし貰えれば嬉しいです。
ただし、「お菓子だラッキー」で済めばラクですが、そういうものではありません。
隣の方が教えてくれました。「これは○○課長補佐から、それは△△さん(チームリーダー)から、あちらは□□さん(チームリーダー)から・・・。」
同じフロアとはいえ、普段あまり関わることのない他チームのエライ方々からのクリスマスプレゼント(差し入れ?)に戸惑うものの、早速、お礼を伝えに行きます。
ということで、今回は「職場の配り菓子」について。
お菓子くれなきゃ嫌がらせしちゃうぞ
二十年くらい前に居た職場では、私自身まだ子どもがいなかったこともあり残業を厭わない時期でした。
そこでは時々残業確定日がありましたが、そういう日は上司が「四角い大きなピザ」の宅配を許してくれました。(支払いが上司)
案外、それを楽しみに残業組に入っていた人もいたかもしれません。
大きな四角いピザを四角にカットしてあるので食べやすかったし、宅配で温かいうちに食べられるため好評でした。
ただし、夜半のピザですからもちろん、私を含めその職場の多くの若者が結果的に体重増加していました…
さて、その職場では各机上ではなく、パーテーション裏の休憩スペースの棚に常に「お菓子と飲み物」が置いてあり、自由に食べたり休んだりしていました。
最初は、何となく誰かが買って来て「どうぞ」というメモ付きのお菓子があったのだと思います。
それがいつの間にかお菓子がいつもあるのが当たり前になり、「次は○○さんが買ってくる番よね~」みたいな流れができてきて・・・・
何も買ってこない人がいるということをチェックしだす人もいて・・・・
お金もかかるし、職場にお菓子の差し入れっていうのも変だけど・・・・
みんなお菓子がほしかったんでしょうね、
結局、自腹ではなく「お茶代」として月に数百円ずつ集金された中から、購入するようになりました。
あまり、間食をしない方もいたので不公平感はありましたけど・・・
とはいえ、各人が「マイボトル」を持ち歩き、体重管理が気になる昨今、そういう職場はもう少ないのでしょうね?
退職挨拶
私はいくつか職を変えているので、異動だけでなく退職経験も数回あります。
そのたびに「挨拶用お菓子」を配りました。
どら焼きやクッキーに「お世話になりました」「ありがとうございました」などの文字印刷があるもの。
実際、退職当日に挨拶できない方の机上に「感謝」の文字が入ったお菓子は役に立ちました。
他にも、日持ちのする個包装のもの。地元ゆかりのもの。などなどそのたびにそれなりに悩みました。
翌日から会う機会はない方々への配り菓子なので感謝を伝える用途なのですが、何となく「あらステキ」と感じて欲しいと思って頑張っていました。
新商品につられて・・・
体調不良で予定外に休んで迷惑をかけたときなどは、後日お礼のお菓子をお配りしたときもありました。
また、ほかの職場では「新商品大好き女子」が多く、各自がスーパーなどで「新商品」を見つけると共有するために購入して配る習慣もありました(笑)。
「いちご」や「栗」「サツマイモ」「新茶」など季節ごとにいろいろな新商品が出ているなぁと思いました。
美味しいというよりも「職場で雑談を切り出すネタ」として活躍していたかなぁ。
職場の潤滑油としては、長期休暇で各自が実家へ帰省した後の土産菓子は活躍しました。
毎回同じ定番土産菓子という点がいいんです。出身地話からさらに雑談話が広がる。
私が長野県からのお土産では、「雷鳥の里」「あずさ」、杏ジャムが真ん中に入った一口バウムクーヘン「信濃日記」、などを定番にしていました。
一方、いただく側としては、仙台の方からの「萩の月」、福岡土産の「かもめの玉子」や明太子のお菓子など密かに楽しみにしていました。
そうそう京都のお濃茶のラングドシャ、美味しかったし、京都を感じさせてくれるお菓子になりました。
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お菓子でマウント
さて、今回、机上の配り菓子でドキッとしたこと。
実は、全員にクリスマスパッケージのお菓子を最初に配ってくれたのは、なかなかの役職の女性。
私は昼からの出勤なので、おそらくフロアの中で一番最後に「お礼」を伝えたのだと思います。
それはいいのですが。。。
翌日、複数のお菓子があった時の対応が困りました。
それぞれの方のところへ行ってお礼を言って。。。。
また、配ってくださった役職の方たちは全員女性なのですが、それが微妙な本気度・・・・
商品としてクリスマスパッケージのお菓子、付箋にメッセージ付きのお菓子、そして見た目が大きいお菓子など。
ん~~、お菓子だけを並べると、ちょっとピリピリした勝負(マウント感?)が見えてくる感じ・・・
「私の方がかわいいでしょ。」
「私の方がセンスいいでしょ。」
「私のは高級よ。」
「私の方が手書きメッセージ付きで手をかけてあるわよ。」・・・・
そう考えたのは私だけだったかもしれませんが・・・・
こういう面倒な考えをもつヤツがいるから、できれば机上の配り菓子、やめてほしいです。
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となりの妊婦さん
私の隣の席の妊婦さん、まだ5ケ月になっていませんが、今までつわりもなく食欲が落ちることもないそうです。
順調で何よりですが、食べる食べる・・・・(笑)
彼女の作業が一段落つくたびに引き出しから何やらゴソゴソ出してムシャムシャ。
飴だったり、一口菓子だったり、袋菓子だったり。。。自分の好きなものらしいです。
まだ、妊娠を公表していない頃の彼女は、周りへの気兼ねや、自分だけ食べる勇気がないのか、周囲にお菓子を配るなどしいましたが。
その都度「(お菓子)どうですか?」と聞かれ、それを断る私もしんどかったので、今は、一人で食べてくれてラクになりました。
周囲に配ること前提で(あまり食べたいわけでもない)大袋のお菓子を買うよりも、自分の好きなものを全部自分で食べましょうよ。
ホント、妊婦さんを見習うべきです‼!!
アレルギーとか、感染症とか、カロリーとか、いろいろ気になるご時世です
仕事の合間のホッとするひと時を自分で「ご褒美」の時間にしたらどうでしょう。
ただ、隣の妊婦さんには、欲するままにおやつを食べているけど・・・
あまり食べ過ぎると妊娠後半の体重管理が厳しいよ・・・・と伝えたい。
隣の妊婦さんのために、私は体調をくずさないように、そしてお菓子配りをしないようにします‼!