名前を間違えられた時の対応

日常生活の中で小さな物忘れは、年齢を重ねるごとに誰でも感じることかもしれません。
「テレビに映っている芸能人の名前が出てこない」
「何かをやりかけで忘れてしまった」
「顔は浮かぶのに名前が出てこない」などはあるあるでしょう。
そうです、人の名前を覚えられなくなってきました。
間違えないように、座席表を常に見ながら配りものをして、相手の名札カードを目で追っています。
名札
そうです、職場ではすれ違う時になるべく名札を見て顔を覚えようとはしています。
でも、首掛け名札を使っているのですが、名札ケースって裏返りやすい・・・・
知りたい人の名前が見えなくてちょっと残念な時があります。
裏返らない名札ケースに変えてほしい。
一方、店員の名札やレシートからSNSの個人アカウントが特定され、つきまとわれるケースが出ているから、フルネーム表記をやめるなどもあるそうです。
私が利用するスーパーの店員さんは名字のひらがな表記の名札をつけています。

ところで、名前を間違えてしまうこと、それ自体はよくあることですが、できればお互いに間違えたくないです。
名前を間違えられると、自分を大切に思っていないから正しく覚えていないんだわ、とか、そもそも興味もないってことでは?などのネガティブな印象を受けたり与えてしまいますよね。
だからこそ、名前を間違えないようにすることはとても大切なのだと思っています。
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ふいに来た
自分が相手の名前を間違えないように。。。と気を付けているとき、
不意に自分の名前を間違えられて話しかけられました。
職場から駐車場へ歩いて向かう途中、信号待ちの時間に偶然二人になったときです。
〇〇〇●さんは、どこの駐車場に停めているんですか?
職場では「隣の島」で30歳くらいの女性、何度か仕事上の会話を交わしたことがありました。
(えっ?私の名前は〇〇〇〇だから、間違えてる?それとも聞き間違いかな?)
えっと、あそこの角を曲がったところの□□パーキングです。
あら、△パーキングに停めたら安くなるのに。
〇〇〇●さんは、以前、どんな仕事していたんですか?
(うわっ、本気で名前間違えられている・・・。
訂正すべきかな?
訂正しないとずっと間違えて覚えられっちゃうのかな。
それとも意図的に間違えている?いや、それはないな。
ここで訂正すると、間違ったことを怒っていると思われたり、恥をかかせたりしちゃうかな・・・・
ん~~~このまま話を続けると間違いの上塗りをさせるだけだから、早々に別れた方がよさそう・・・)
そうなんですね、そちらの駐車場の方がよさそうですね。
ここ十数年は主に子育て中心だったから仕事らしいことは・・・
あっ、私、こちらに行くので・・・
「お疲れさまでした~」
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訂正しちゃえばよかった
名前を間違えられている状況と言っても、いろいろな場面があるでしょう。
私の場合のように、出会ってから日が浅い職場の微妙に一文字間違えている年下知人。
それ以外にも、本気で間違えて覚えている上司や取引先の場合、いじめのような意図的な間違いの場合、読み方が二通りある苗字を間違えている場合(「平」を「たいら」さん「ひら」さんと読む場合)など。
また、場面としても、周りにそれぞれを知っている人がいるとか、会議中とか、まるっきり二人きりの場面とか。
明らかに読み方間違いなら
読みにくい漢字ですが、私の場合は「○○○○」といいます。
会議中、間違えた名前で指示された場合はさらっと、自分で名乗ることもありですね。
はい、では◎◎課、○○○○からご報告します。
つまり、相手に恥をかかせない方法で指摘できればいいわけです。
明日もし間違えて呼ばれたら、
「ときおり、有名人の○○〇●と間違えられることがあるんですけど、残念ながら私、○○○○なんですぅ。」と言って、訂正しよう‼
先に・・・
翌日、出勤時、その方が私を見つけて近づいて来ました。
すみません、昨日、○○○○さんのことを○○〇●さんと呼んでいました。
本当にごめんなさい。
あっ、えっ(急に言われてタジタジ・・・)
え~~~そうでした?
そうだったかなぁ?
まぁ、どちらでもいいことですし。
急に謝られてしまい、とぼけるのが精一杯。
彼女はどの時点でその間違いに気が付いたか分かりませんが、気が付いた時きっと、かなりの冷や汗をかいたのではないかとわかるほど丁寧に謝ってくれました。
おそらく何度も、今日のための謝罪のシミュレーションをしたのではないかしら。
昨日、私がちゃんと訂正しておけば、そんなことをさせなくて済んだのに・・・
それでも、お互い、1日で決着してよかった。
間違いに気づいたら早めの訂正、あるいは早めの謝罪がよさそうです。
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2コート向こうから
名前間違いで思い出すのは、次男の「強化練習のシーン」
中2の夏、ソフトテニスの選抜選手候補に選ばれて、合同練習会に参加しました。
指導者は全員他校の先生方。そして、その練習の様子からさらにメンバーが選抜される予定でした。
もちろん、生徒たちは各校のユニフォーム背に名前のゼッケンをつけています。
4コート分20名弱を指導してくださっていた先生が
「真島君、真島君、もっと脇をこうしてああして・・・」
「そうそう、真島君、・・・」
練習を見ていた私は、その大声をだしている先生が顔を向けている方向と動作の一致がある選手は2コート離れた次男だとわかりました。
でも、・・・いや・・・名前間違えているし・・・・
つまり、先生がせっかく次男に向けて指導をしてくれているのに、名前を間違えているので、次男が反応をしていません。
まずいのではないかしら・・・。これも選抜評価の対象になるのではないかしら?
おしえたい・・・・
さすがに、その先生も数段上の大声を出した後、何も反応しない次男をおかしいと思ったらしく、近くにいた生徒に
おや?あの水色のユニフォームは真島君じゃなかったか?
違います。
○○〇〇くんです。
おぉ、そうか。
○○○○く~ん、脇を・・・
そうそう、いいよ~。
はい、ありがとうございます。
後で、次男に確認したところ
実はレシーブのタイミングとか、動作の指摘などから、自分に向けて言っているのではないかと気が付いていたそうです。
先生の声がヒートアップしてくるので、どうしようかと戸惑っていたものの
でも、その場には他校の「真島君」が実在していたので、返答しなかったと言っていました。
そうです、実は他校の「真島君」、先生が大声で指導するたびにその指摘は全く自分のタイミングと合わないためか、そのたびにその場に立ち尽くしていました。
ん~なぜ先生は、次男と真島君を間違えた?
ひょろっとした体格は、他にもいるし・・・。
ユニフォームの色は全く違う。
帽子はほとんどみんな白。
次男は眼鏡だけど、真島君はかけてない。
二人が同じ幼稚園(クラスは別)だっということを知っているのは、お母さんだけ。
先生の間違えポイントが分かりません。。。。。
結果として、選抜メンバーに次男は選ばれました。
「先生、間違えていませんか?」と確認したい気持ちになったのは、おそらく「真島君」。
真島君とは市内大会等でその後も数回対戦し、毎回、かなり難敵でした。
もしかして・・・根に持ってた?
間違いは対応が遅いと、キズが大きくなって残るのかもしれません。