未完のパズルはやりたくなる

不登校

中学3年の次男が通う、中間教室には2年生、1年生も来ています。

去年の次男がそうであったように、1月から3年生たちが受験モードになるため下級生たちは少し遠慮して教室内での振る舞いや、登校も先輩たちの邪魔にならないようにしているようですが、狭い教室内ですから比較的交流はあるようです。

ある2年生は年明けから、ジグソーパズルをして休み時間を過ごしているそうです。

「未完」の魅力

その2年生が作り始めたジグソーパズルは300ピースのそれほど大きなものではありません。

しかし、限られた時間だけの作業のため、何日も完成しないまま教室の片隅においてあります。

しかも、その2年生は週の半分も登校していいないので進みません。

「未完」のパズル、というのは人間の気持ちをくすぐるのでしょう。

あれ、まだ完成してない…
・・・
今日も完成してない…
…完成させたい…
オレ、できちゃうかも・・・

ということで、数日放置されてる未完のパズルに我慢ができなくなり次男は、その2年生が休んだ日に完成させてしまったそうです。

しかし、完成させた時点で満足感とともに、「これはまずい」と気が付いてピースをまたバラバラに戻したと言っていましたが。

実は、完成させたいと思っていたのは、次男だけではなかったのです。

次男がパズルを始めると、中間教室に通う他の3年生もすぐに参戦してきてあっという間の完成だったそうです。

オレもこれが未完成で気になっていて完成させたかったんだよなぁ。

「未完の魅力」に引き寄せられてしまう中学三年生たち。

ザイガニック効果= “未完” に惹きつけられる法則

未完成なパズルは埋めたくなる。中途半端だとモヤモヤする。そういった感覚のことをザイガニック効果、というそうです。

・完結しているよりも完結していないものの方が記憶に残ること
・未完了のまま中断した方が印象に残りやすい

ロシア人の名前をとっているらしいので正しい表記が分かりにくいのですが・・・

ツァイガルニク効果(ツァイガルニクこうか、Zeigarnik effect)は、人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。ツァイガルニック効果ゼイガルニク効果ゼイガルニック効果とも表記する。

リトアニア出身で旧ソビエト連邦の心理学者ブリューマ・ゼイガルニクは、目標が達成されない行為に関する未完了課題についての記憶は、完了課題についての記憶に比べて想起されやすい」との事実を実験的に示した。

ウィキペディアより

例えば、説明を始めてもう少しで結論という時に「続きはWEBで」とか「では次回をお楽しみに」など、結論を伏せて次に始めやすくすること。
しかし、こちら側としてはじらされているようでかなりモヤっと感がありますよね。

また例えば、ダイエット商品のキャッチコピー。
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とあると、ついついクリックしてしまったり…。

私は常日頃、テレビやネットに限らず、色々な情報媒体の中でまんまとのせられてつい「ポチッ」としています‥‥

キリが悪いと…

未完のモノには、興味関心が高まるとか印象が強く残る・・・

つまり、キリが悪いとそれが頭から離れずに気になってしまうわけです。

テレビの正月特番を何時間観てるの⁈
この番組5時間も6時間もあるじゃん。
録画して後で、1時間毎とか小分けにして観ればいいじゃない。

と、私はこの冬休みの間、何度も言っていました。
実際、年末年始のテレビの特番は「お笑い」「スポーツ」など、時間が長すぎます。
受験生の次男は、スマホを私に預け「誘惑」を減らしたはずですが、結局、年末年始はテレビの誘惑に負けていました。

だから、何度も私が「時間で切り上げろ!」と言ったのですが、実はこれって逆効果だったんですね??

1時間とか2時間といった時間で中断すると、番組の内容的には途中でキリが悪いことがあります。

すると、結局、そのことが意識に残っていて、勉強頭に切り替えられずに集中できなかったのかもしれません。

もっと早く、このザイガニック効果を知っていれば‥‥

数日前、偶然同級生のママと会い立ち話をしました。

本来、もう受験モードだよね。
うちの子は、冬休み中、何時間もテレビの特番を観っぱなしで、こっちのストレスがたまって来てるよ。

うちだって同じ。
きっと、本人たちも頭のどこかでストレス感じながらいたんだと思うけどね。

それにしても、勉強は何時間も続けてなんてできないのに、テレビの特番5時間とかは平気で観てられるんだよね?不思議。

いやぁ~~~
いい休みになりました。

春は遠いようです…

不登校

Posted by カトラ