四苦八苦…苦の合計は?

健康

四字熟語の成り立ちには色々ありますね。

漢字の意味が重なり合って二字熟語同士の意味を強めたり(例:完全無欠)、上下の二字熟語が対をなしたり(例:本末転倒)、中国の故事にちなんだ言い回しもあるし(例:呉越同舟)、いわゆる「仏教用語」(例:他力本願)などもあります。

比較的国語に強い長男は、故事成語やことわざからできた四字熟語をよく覚えています。

クイズ番組で、数字の入る四字熟語が出題されていたので、いくつか出し合いました。

数字の入った四字熟語ってけっこうあります。

一文字違うと

ちょっと残念な白文帳・・・

七転八(しちてんはっき)」が「七転八(しちてんばっとう)」になっている。

本人はしちてんはっき七転八起)を書いているつもり・・・・

けれど、起き上がれず、倒れてる・・・・

かなりもがき苦しんでいる様子がうかがえます。

足すのか?

さて、この四字熟語の意味ですが、

七転八起は、「何度失敗してもめげずに立ち上がること」、7回転んでも8回起き上がれば+1‼だ、何度失敗してもいい、めげずに立ち上がれ。

一方、七転八倒は、「7度も」「8度も」転んだり倒れたりするほど、転げ回ってもがき苦しむこと。
つまり、7とか8という数字が「数が多い」という感覚だから、とにかく激しい苦痛

三寒四温

「三寒四温」は寒い日が三日ほど続くと、その後四日間ぐらいは暖かい、気候がだんだん暖かくなるなぁ、なんて時に使い、七転八起と同じように、「温」が「1」多いから温かくなるぞって感じと、3+4が7で1週間って思うと、週の半分以上は「温」ってことですかね。

朝三暮四

さらに、数字の四字熟語を並べると

朝三暮四」は目先の違いにとらわれて、結局は同じ結果であることを理解しないことで、これは「暮四朝三ぼしちょうさん」ともいうわけです。

中国春秋時代、宋の狙公そこうが飼っていた猿に、トチの実を朝に三つ晩に四つ与えようと言ったら猿が怒りだしたので、それなら朝に四つ晩に三つ与えようと言ったら喜んだという説話から。

人間は「7」「8」くらいになると「たくさん」になるし、猿は「3」「4」あたりになると計算が苦手なのかもしれない。

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四苦八苦

さて、四苦八苦です。とても苦しんで頑張っている様子ですが、これは「仏教用語」

あるお寺さんのブログから引用させてもらいます。

「四苦八苦」(しくはっく)、とっても苦労した時に使う言葉ですが、仏教用語です。
四苦+八苦=十二苦のことと思っている方もいますが、全部で八苦が正しい数です。

はじめの四つの苦は、生老病死(しょうろうびょうし)です。
‥‥‥‥
つぎの四つの苦しみは、怨憎会苦(おんぞうえく)、五蘊盛苦(ごうんじょうく)、求不得苦(ぐふとくく)、愛別離苦(あいべつりく)です。
‥‥‥‥
世の中は、四苦八苦に満ちた世界だと言えます。
苦しい思いをして生まれ、また生きることで様々な苦しみに出会います。
生まれてきた世界が苦しみに溢れた世界だと思うと嬉しくないですが、苦しみはつきものです。
しかし人は、「苦」を知ることで「楽」を知ります。
様々な人々と出会い、色々なものを見、美味しいものを食べ、学び、遊び、「生」は楽しいことの出会いの始まりでもあります。
自分の考え方を変えることにより素晴らしい世界に変えることが出来る。
相手の「苦」が判れば「楽」を与えることもできるでしょう。

自分の考え方を変えることにより素晴らしい世界に変えることが出来るのがお釈迦さまの教えである、仏教なのです。

足し算で「12」苦でなくてよかった・・・そして「8」苦だけれど、やたら多くの苦ではなく実際に「8つ」の苦に絞って示してくれてある。そして、結びはこうありました。

この頃「病」と「老」の苦について思うところがあったのですが、お寺さんのブログを読んで少し心穏やかになりました。いろいろなお寺さんの僧侶がブログを書いてらっしゃるので、お寺さんのブログ、ぜひ読んでください。

「四苦八苦」を知ることは幸せの一歩ではないでしょうか。

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もうすぐ節分

お寺さんのブログを読んでいたら、「もうすぐ節分」ということで、節分の話や豆まきの由来なども載っていました。

皆さんもご存知の通り、今年の節分は暦のずれの影響で、2月2日
そして、豆まきは、一説によると「魔滅(マメッ)」ってことでマメを使うようになったともいわれているようです。

ところで、私は勉強不足だったのですが、「鬼の色」には意味あるそうです。
仏教的には人間の煩悩とのことです。

鬼といえば、「赤鬼」「青鬼」が有名ですが、実は色分けされた「5つの鬼」があります。

仏教の教えで、修行を邪魔する5つの煩悩を「五蓋(ごがい)」と呼び、5つの煩悩が「5つの鬼」に例えて色分けされていました。

(「蓋」はおおうの意の 仏教語)

・貪欲蓋 渇望・欲望 ──
・瞋恚蓋(しんいがい) 怒り・憎しみ ──
・眠蓋(こんみんがい) 倦怠・眠気 ・不健康・病気──
・掉悔蓋(じょうげがい) 心の浮動・心が落ち着かないこと・後悔 ──
・疑蓋  疑いの心・愚痴 ──

色分けされた5つの鬼(煩悩)は、誰の心にも棲んでいそうですね。

外からくる鬼よりも、もしかすると自分自身の「心のうちに棲む鬼」退治のほうが大変かもしれません。心の鬼を退治すれば、外からどんな鬼が来ても、受けて立つことができるのではないでしょうか。

さて、あなたの“心の鬼”は何色ですか?

エッ私ですか?ん~~~何色だろう。けっこうきれいな色あいです・・・

やはり、節分には豆まきして、恵方巻を食べた方がよさそうです。

健康

Posted by カトラ