お母さんが苦しそうに見える

今朝、息子たちを送り出し、犬と散歩に出かけたところ、偶然、犬の散歩中の次男同級生のママに会いました。
遠くから見てもその姿は最後に会った卒業式とは別人に感じるほど小さく元気がない様子。
実は、その同級生も中間教室に通っていた女子でしたが、高校は別のところに合格して通い始めたばかり。
ダメだった・・・
簡単な挨拶の後、子どもたちの近況話になりました。
Mちゃんはどう?
部活決めた?
‥‥ダメ。
3日目には高校辞めたいって言い出して・・・
過呼吸になっちゃったこともあって・・・
登校していない。
‥‥
高校受験前に散々話し合ってきたのに…
やはり、こうなっちゃって‥‥
‥‥‥
驚きとともに、ママの苦しみが伝わってきました。
それは同時に、娘さんの苦しみを感じさせました。
・‥‥それはしんどいね・・・
何があったの?・・・・そっか、・・・
・・・・・
なかなか、子どもは思った通りに行かないもんだね。
・‥‥
Mちゃんが苦しんでいると、お母さんもつらいもんね。
私は、今回は、頑張らせて、高校へ行かせたいと思っているの。
そうしないと、これからも大変なこと、環境の変化はあるけど、それらに耐えられない子になっちゃう気がして・・・。
えっ?
本人にそう伝えたの?
うん、(昨夜も)ずっと話し合ってる。
だって、入学前から知り合いが誰もいないところだってわかっていたし、高校では心機一転頑張るって言ってたし、学校の推薦もらったし・・・・
「わかっていたことでしょ⁈」
「自分で決めた事じゃない!」って。
・・・うん・・・
それは本人が一番わかっているから・・・・
そんな追い詰めなくても・・・
むしろ、そういうのわかっているからこそ、「行きたくない」って言う勇気も結構大変だったんじゃないかな?
そうかなぁ、、、、
3日目で「無理」って言って、
で、「全日制を辞めて、通信にしたい」っていうの。
結論を急がせては、間違っちゃうこともあるかもしれないし・・・
(高校に)アドバイスをもらえる人とかいないの?
なんとも・・・・そのお母さんの焦りのようなものを強く感じます。このままでは社会に出られないかもって。
…さらに加えて言うと、自分で自分を責めている感じ。自分のやり方が悪くてこうなってしまった。
おそらく、娘さんも同じように、親の期待に沿えない自分を責めているに違いない。
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不登校の理由による違いか?
中学校で不登校だった子が、高校で普通科の全日制にデビューして
うまくいくタイプと、そうでないタイプがあるのかもしれない。
次男は、担任への信頼が持てず、教室を安全な場と感じられずにいましたが、
中間教室の先生や、授業を教えてくださる各教科の先生との関係性には支障なかったと思う。
つまり、担任との信頼関係の崩壊が不登校の1つの理由。
一方、中間教室に来ていたうちの数人は、「学校という場」への違和感、つまり「学校が苦手」というのが理由のように見えました。
おそらく、この場合、いくらクラスメイトも校舎も先生も変わったとしても「学校」という場になじめないかもしれません。
今回、3日目で高校を辞めたいと言い出した子も、「学校が苦手」というタイプだったかもしれません。
あるいは、選択した学校が、たまたま彼女に合っていないだけなのかもしれません。
我が家の次男もいつ「行きたくない」と言い出すか、毎日心配がないわけではないので。。。
ママたちの心配はまだまだ続く…