デッドライン症候群になってる?

昨日は参議院長野県選出議員補欠選挙の投票日でした。
いつもなら外出のついでに「期日前投票」を済ませることが多いのですが、今回は外出自体がすくなかったためか期日前投票の機会に遭遇せず、投票日当日を迎えました。
ふと気が付くと、既に19時半を回っています。
あっ、投票行ってないよね?
ということで、20時の終了時間ぎりぎりの投票になりました。
スゴイな出口調査
NHK20時からの「晴天を衝け」に間に合うように帰宅でき、ホッとしたのもつかの間、
ドラマの導入場面、選挙速報でテレビ画面上側に「当選確実」が流れました。
投票締め切り20時が過ぎた、数分後の当選確実発表です。
えっ?私さっき投票したばかりなのに・・・?
ちゃんと反映されてる?
なんて、ちょっとばからしいことを言いたくなるほどあっけない。
選挙投票後、結果が明確になるまで一晩中ドキドキしながら待つ、なんてことはなくなりましたね。
ほぼほぼ出口調査等による統計学的な処理で?、「当選確実」がすぐに出ますから。
統計学的に当選確実
選挙と言えば、立川志の輔さんの落語です。
志の輔さんの落語を思い出すと投票を楽しめるので、「投票行くの面倒だな」と思っている方にはぜひ、志の輔さんの落語をおススメします。
「みどりの窓口」という落語です。
といっても、その枕話での当選確実の話です。
数学者の秋山仁先生に「開票5 %で当確がでるのがおかしい。」といったところ、秋山先生が「それが統計学。少ないサンプルで全体を見る。これが統計学です」とおっしゃる。
「でも先生、そんなこといっても5 %ですよ。たまたまそこに同じ票があっただけでは?」
「じゃああなたね、大きな鍋いっぱいにみそ汁作って、味見するとき、どんぶりばちいっぱいに入れてぐーって全部飲む?」
「・・・小皿ですよね。」
「それが5 %よ。」
もちろん、枕話だけでなく「みどりの窓口」の駅員のお話も笑えるので、ぜひ。
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提出日ぎりぎり
さて、月曜日の朝はいつも以上に焦ります。
投票時間ギリギリとかのレベルではありません。
今朝も、息子たちに朝ご飯を食べさせ、私も食べていると、次男がプリントを持ってきます。
今日、提出締め切り日の「進路調査」です。
本人が記入した後、最後に保護者が署名捺印して提出です。
いまどき捺印かぁ・・・と思いつつも、
「希望する職業、その理由」の欄に
無し・・・・・・
・・・・・
働きたくないから。
♯( ゚Д゚)ハァ?
朝から説教が始まり、電車1本、遅らせました。
もちろん記述内容について親としての説教ですが、「今見せる?」というところが、怒りの炎に油を注ぎました。
締切日当日って・・・
もともとこの「進路調査」の記入は週末を挟んで、親子で話し合ってください、という注意書き付き。
時間的な余裕があったにも関わらず、全く相談の気配なく、週末を過ごしました。
まぁ、忘れていたのが正直なところでしょうが・・・・
実際、今回に限らず、提出日締め切り当日朝にプリントを親に見せる、というのはあるあるです。
長男においては、「締め切り後」というのも多々あり、担任に平謝りすることも。
2回は、本当に締め切りが過ぎて申し込みができなかったこともあるのに、懲りないんでしょうね。
『締め切り』ギリギリにならないと仕事をしない『デッドライン症候群』かな?
この、締め切り間際まで仕事に取り掛からないというのはありがちですが、なぜそれを繰り返すのか。
焦って追い込まれて辛い等の感情を学習して「次は計画的に」とならないんでしょうかね。
どうも、これが原因のようです。
”運良く締め切りギリギリであっても間に合った”
やったぜ。
とても気持ちよくないですか?めっちゃ気持ちいいですよね?
この瞬間、脳内の快楽物質がドバドバ出ているはずです。この「快楽物質」が欲しくてまた自分を追い込んでいく・・・
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二匹目のドジョウはいないよ
また、こんなぎりぎりで。
二匹目のドジョウが居ると思っているの?
いつもいつもドジョウがいると思うのは大間違いよ。
二匹目のドジョウって??????
誰かが柳の下でドジョウを捕まえたって話をきいて、「自分もそこでドジョウをとってみよう」って思うことだよ。たいてい、同じようにはいかないっ、自分で考えなきゃドジョウは捕まえられない、ってこと。
そうそう、いつもお兄ちゃんが、プリントを朝に出しても何とかなっているからって・・・許されると思ったら間違いよ。
あっ、やべぇ、オレもプリントあった・・・
あぁ、はいはい。
えっ?それはいいんだ。
やっぱ、二匹目のドジョウ居るんだ。
どうにもこうにも、月曜の朝はバタバタです。