ゴールデンウィークに花壇が作られました

我が家の北側には、独り暮らしの中年男性が一軒家に住んでいます。
40歳代後半くらいに見えます。
もともとここは、30年くらい前に開発された宅地のため、それまでは縁もゆかりもない方です。
ですから、その方の郷里や親族のことは知りません。
たまたま縁あって、「隣組」が同じになっただけです。
私たち家族が15年前に引っ越してきたときにはご夫婦で暮らしていました。
我が家の北側は、相手の南側
我が家からすると北側にあたりますが、あちらからは、南側なので、日当たりが良いためお庭を作ってあります。
からたちや杏、梅などの木が何本か植えられており、我が家の垣根と背中合わせになっています。
しかし、それらの木が目立つ以外、他は草だらけのお庭です。
実は、約10年前に奥様が亡くなってから、お庭は荒れ放題です。
奥様がいらした時は、季節の花や、夏野菜を育てたりして、雑草はなく、手入れの行き届いた庭でした。
確か、まだ30歳代だった奥様は病気で静かに亡くなったのです。
同じ隣組のため、お弔いの打ち合わせなどで、その事情を知りました。
結婚して数年後の死別ということで、周囲の私たちはかける言葉も見つかりませんでした。
一晩中電気がついている
独り暮らしのそのお宅のリビングはお庭に面しており、ブラインドが下ろしてあっても光が漏れています。
つまり、我が家の北側の窓から垣根越しに、そのお家の光を見ることができます。
普段、ご主人の帰宅はおそらく20時くらいでしょうか。
駐車場に車があるので在宅中だとわかりますが、人の気配を感じることはありません。
そして、電灯の光は夜遅くまで付いています。
時々、私が夜中のトイレで2,3時に起きるとあちらのリビングの電灯の光が我が家にまで届いています。
むしろ、毎日一晩中電灯をつけっぱなしにしているかのようです。
この10年間、毎日のように・・・。
独り暮らしで、夜、真っ暗なお家はさみしいのかもなぁ。。。
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夏場の雑草は青く、冬は茶色
夏場は青々と雑草たちが気持ちよさそうに生えそろい(?)、秋風とともに枯れて茶色になり雪が降ると覆い隠されていきます。
そんな季節だけが通り過ぎる色のないお庭の変化が何年も続いています。
もうすっかり、畑だった部分と花壇だった部分の境目もわからなくなっています。
もしかしたら、
引越ししてしまうんじゃないかしら・・・
独り暮らしには大きすぎるお家とお庭です。
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草が早い
今年は桜の開花が早かったのと同じで、草花の勢いが早い気がします。
例年はゴールデンウィークまで咲いているチューリップが今年は既に花びらが散ってしまっているし、ヒメジョオンなどの雑草がかなり成長しています。
剪定もしておかないと、、、ということで、我が家もステイホームの連休中、庭の草取りなど開始。
北側の生け垣にはアベリアなどがあり、剪定しようかなぁと見に行くと・・・
あっ、花壇が作ってある。
なんと、北側のお宅のお庭に、レンガでゾーン分けをした花壇が2つ。


まだお花は何もなかったのですが、雑草はなく、花壇と歩道が整えられています。
何もない花壇ですが、とてもうれしい気持ちになりました。
ご主人の気持ちに何か変化が起きているのかもしれません。
どんなお庭になるのか・・・、楽しみです。