健康診断や検診へのプレッシャー

以前、次男の同級生の話で登場した授業中にマンガ本を読むA君。
北斗の拳、あらわる
教室のドアを勢いよく開け、最初に戻ってきたA君が、おもむろに制服のワイシャツをはだけ、
両肘を後ろに引き気味に胸を張り叫んだそうです。
北斗の拳‼

そうです、
その日は、高校1年生の次男たちのクラスで「心電図」検査がありました。
名簿順が早いA君は、クラスの誰よりも早く心電図検査を受け、一目散で皆が待機している教室へ戻ってきたようです。
心電図をとる際、胸にゲルを少し塗って吸盤で吸い付ける電極を付けるのですが、その吸盤痕が胸に残るのでやりたくなるんでしょうね、ケンシロウ。
まぁ、電極痕は6ケのはずですが・・・
セクハラ注意
今どきは、この「北斗の拳」もセクハラの類になるそうです。
女子はもちろん男子の中にも「心電図」検査のために上半身裸になること自体への抵抗を示す生徒がいるようですし、検査のための環境づくりは、細心の注意が必要ですね。
高校生にもなって「北斗の拳」をしている男子のアホくさい自己満を受け流す、女子たちに感謝です(笑)。
とにかく、高校生もその検査自体への抵抗感から、「検査を受けない」なんてことにならないようにしてほしいですね。
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心臓検診とは
さて、私が小中高と通っているときに「心電図検査」を受けたことはありませんでした。
人間ドックで初めて体験したと記憶しています。
実は、学校心臓検診は、昭和48年(1973年)の学校保健法施行規則の改正により、定期健康診断として実施が義務付けられましたが、各地域で方法が統一されておらず、心電図検査を行う学年などもまちまちでした。
平成6年(1994年)12月の改正から小学校1年生、中学校1年生、高等学校1年生全員に心電図検査が義務付けられたそうです。
ということもあり、息子たちは小さい時からこの心電図検査を受けています。
さらに、日本スポーツ振興センターの学校管理下災害共済給付制度の報告による小中高校生の学校管理下心臓突然死の発生率は,2004年の10万人当たり0.27から2014年は0.08と大きく減少しているのだそうです。
状況的には、自動体外式除細動器(AED)普及の効果もあるでしょうが、
学校心臓検診がしっかりして、普段の生活では気づきにくい不整脈などの異常を見つけてくれているからだと思います。
健康診断はきちんと受けよう、受けさせよう、と思います。
そして、心臓や腎臓、歯科やガンなどの検診も受けていきましょう。
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トリコーダーまだかな
「スタートレック」というSF映画。
私はミスター・スポックが好きでしたが・・・
あの中で、トリコーダーという小さな機械で体をスキャンすると悪いところが即座に見つかる!という夢のようなアイテムありましたよね。
採血したり、胃カメラを飲んだりすることなしに診断できるって、すごいですよね。
早く、そういう医療用スキャナーできないですかね・・・
早い話、健診・検診を「健康のため受けなくちゃいけない」というよりも
「受けたい健診・検診」にしたらいいんですよね~。
そろそろ、子宮筋腫の検診に行かなくちゃ・・・