ドラマ「引きこもり先生」を観ています

不登校

NHK土曜ドラマ「引きこもり先生」を毎週観ています。

6月12日から始まり全5回で、昨日が3回目。

3回目のネタバレになるといけませんが・・・

「いじめ問題」をなかったことにした後味は悪く、次回ちょっとつらくなりそう・・・

「不登校」「いじめ」「ひきこもり」

中学2年~卒業まで中学校から「不登校生徒」という扱いを受け、中間教室に通い続けた次男と一緒にこのドラマを観ています。

一緒に観るように私が誘ったわけではありません。

佐藤二郎さんが主演、というのが次男には入りやすかったのかもしれません。

どちらかというと、佐藤二郎さんのコメディっぽいイメージでしょうけど。

さて、

このドラマ、実話ではなくオリジナル脚本だそうです。

設定は2019年になっています。コロナ前ですね。

コロナ禍の社会情勢や経済変化が加わるともっと複雑でしょうが、

このドラマの中でも

「不登校」と「引きこもり」を同じものと感じさせるところがあったり、

「うつ病」とも混同するところがあったりして、

問題解決の難しさやかかわり方の複雑さのようなものが感じられます。

リストカットや万引きする中学生

3回目では、(再放送前にネタバレになったらごめんなさい。)

いじめる側の中3男子がいじめられる側になり苦しんでいる・・・
「不登校のやつらはいい。
僕は学校休めない。
休む勇気なんかないんだ。
花壇にいるのがやっとなんだ!
僕なんか、僕なんか消えてしまえばいいんだ!」
と言う場面がありました。

そして、元引きこもりだった佐藤二郎が
「苦しかったら学校なんか来なくていいんだ。
苦しかったら、苦しい時は、学校なんか、来なくていいんだ。
学校なんか、来なくたっていいんだ!」
と言う場面もありました。

中学生で自分の世界がまだ狭くて小さいものってことに気が付いていないから、家、学校、友達が世界の全部だと思っているんでしょうね。

ドラマとは言え、彼らの苦しさを想像するだけで胸が締め付けられます。。。。

あ~~~~~~~~~~つらいね。
あなたも不登校になった時、つらかったんだよね?
今なら、言葉で言えるかな?
不登校は何が理由だったの?
言いたくなければいいけど・・・

あっ・・・
いやぁ~
なんか、申し訳ない気がしてくる。
オレ、覚えてないんだよね・・・
ただ、こんなにつらいってことはなかったし、
自分を傷めつけるなんて・・・
この(ドラマの)人たちに申し訳ないくらい、
大した理由じゃなかったんだと思う・・・

それが本当なら、お母さん、ホッとしているよ。
多分、もっと時間が経つと、
心の整理がついたり言葉で表現出来たりするんじゃないかな。
今は、心のキズになっていないってことがわかって本当に嬉しい。
お母さんの対応が違ったら、もしかしたらもっと違ったかも・・・
って、反省も含めて、時々頭をよぎるんだよね。

そうなのかな?
まぁ、今のところ、中学のあの時のことはオレ自身よくわからん。
でも、後悔とか、やり直したいとかは思わん。
あれでよかったと思ってる。
まぁまぁ楽しかったしね。

広告

「居場所」って大事だね

この3回目の中で我が家が共感したのは、「居場所」が必要、というところでした。

実際、次男も「中間教室」という学校での居場所を確保してからは気持ちが安定したように感じています。

その「居場所」って、本人の居心地が良くないとダメなんですよね。

「居て良い場所」だけでは不十分なんです。

次男の場合、学校には行きたかったから、それが学校の中にあって、ちゃんと出席になるということ自体が重要だったし、「教室に行けない頑張りが足りない子」という評価をしたのは担任だけで、それ以外の関りのある教師たちは、「せっかくの君の能力をどうしたら伸ばしてあげられるかな?」という態度で接してくれていたし、対等な会話や授業をしてくれていたからです。

だから、中間教室に居た生徒の多くが自己評価はそれほど低くならなかったと感じています。

ドラマの中で、いじめのあるクラスでいじめを扇動している担任教師Tが、まさに、中学時代の次男の担任Sと重なりました。

次男のクラスの場合、担任がいじめを許し好き勝手にさせていたのは女子生徒でしたが・・・

まぁ、そうすることが、担任自身、自分の居場所を確保するための唯一の方法だったのでしょうが・・・。

小さな狭い世界に住んでいる小さな奴・・・

広告

マスター・ヨーダどうなる?

あと、このドラマで私たち親子が気にしているのは、引きこもり歴では先輩で仲間の「依田」

ハンドルネームがヨーダ

スターウォーズ好きの我が家では「マスター・ヨーダ」と呼び、画面に映ると目が離せません。

ドラマ設定上、彼には父親との確執があり、父親への復讐のための引きこもりのようですが、

一方で佐藤二郎の相談よりも優先したい「女性」がいました。「恋」しているんですね。

なんか、かわいそうだな、マスター・ヨーダ。
陽気に自転車を漕いで橋を渡っているこのフリ
来週か再来週、彼女に「引きこもりはムリ」って振られて、
同じ橋を渡るシーンとして回収されそうだよね・・・

そんなぁ・・
マスター・ヨーダ 
フォースと共にあれ

来週は7月3日放送。

予告をみると、いじめの隠ぺいに加担してちょっと気持ちが凹んでしまいそうですが、マスター・ヨーダが心配なので必ず見ようと思います。

不登校

Posted by カトラ