頑張ってる?頑張ったね。ですってぇ?(怒)

不登校

近所のホームセンターで買い物中、知り合いママと会いました。

次男の中学時代、同じソフトテニス部員だった男子のママです。

子ども同士は、クラスは別で、特に仲のよい友だちではありませんでしたが。

次男が中学時代、中間教室に登校し、元クラスに行っていなかったことはソフトテニス部内でもオープンだったので、ママたちも知っていたと思います。

ただし当時、ソフトテニスのメンバー誰一人として、私や息子を助けようとしてくれたことはありませんでしたけどね。

○○君は高校には行ってる?

なんだか、カチン

普通に行ってる

よかったね~。
頑張っているんだね

なんだか、イラッ

△△君も頑張って高校行ってる

うん。
中学卒業してから誰とも会わなくて、みんなどうしているか気になってたんだよね。

そお?
私は、そんなに気になる人もいないけど・・・。
子どもはスマホあるし、必要な連絡は子ども同士でしているんじゃない?

うちの△△は何も話してくれないから・・・。
中学の時から、情報はママたちからもらって初めて知ることばかりだったから・・・。

ふ~ん。
まぁ、いらない情報もあるしね。

そっか、・・・
○○君、頑張っているんだね。
心配していたんだよ。お母さんもよく頑張ったね
もし、私だったら、どうしていいかわからなかったし・・・。

実は、このあとお店の中で小一時間、立ち話をすることになったのですが・・・

中学不登校だった子は高校でも不登校でしょ?

まず、私が最初にカチンときたのは、そのママが「高校行けているの?」という聞き方をしてきたことです。

つまり、次男が不登校になった理由も知らず、中学校で不登校の子は高校も不登校でしょ?と決めつけていたこと。

結局は、その子次第、と言うことになるとは思いますが、それぞれの不登校になった原因や事情は異なるし、不登校だった期間や、関わった人たちとの信頼関係なども違います。

で、結果的に、中学で不登校だった子が高校になっても不登校になってしまうことはあるし、一方で中学不登校でも高校で環境が変わる、先生が変わる、友達が変わる事で、登校できるようになる人も多いといえるでしょう。

ただ、そのママが持っている価値観は、もしかしたら多くの親御さんが持っているのと同じなのかもしれません。

「不登校」になるとその後の人生「おしまい」って感じでしょうか。

「不登校」が問題
「不登校」の子どもは心の病
「不登校」の家族や親は苦しんでいる
っていう決めつけ・・・

幸せ、不幸せは当事者が決める

そして、次男と一緒に中間教室に通っていた他の男子の名前を出して、

□□君は中学って来てたの?
●●君は見るからに弱い子だったよね?
●●君の2つ上のお兄さんはしっかりしていて、幸せそうな家庭だと思っていたけど、はたからじゃわからないね。苦しかっただろうね。人生、わからないね。

●●君ちのママもパパも私は知っているし、彼のお兄さんはうちの上の子と仲良かったけど、実際、夫婦仲もいいし、あのお家は幸せだと思うよ。
●●君は、地頭がいいから勉強の遅れは全くなかったし、多分、家族の絆みたいなものは今回のことで強くなったんじゃないかな?
●●君って気弱そうに見えて、無口じゃないし、私にも冗談言ったり、先生にちゃんと意思表示できる子だったよね。

あっ・・そうなんだ・・・
でも、□□君は線が細かったよね?

「線が細い」?
ん~?けっこう体はしっかりしてたよ。身長はうちの子と同じくらいだったし。
まぁ、確かに繊細な子だとは思うけど、頼りないっていうよりは
彼は自分の自分らしさを伝えるすべや表現の仕方を知らないだけなんじゃないかな?
周囲に合わして、流されているような子よりは、よほど「自分」を持っていると思うよ。
あまり学校へこないこと自体がそのアピールだったのかもしれないし。
好きなことがはっきりしているのは、おたくの△△君と一緒だと思うよ。

そうなんだ・・・
でも、○○君は良かったね、高校へ行けていて。
お母さんもよく頑張ったね。

え?別に無理して頑張ったとは思ってないよ。
子どもが苦しんでいて助けを求めてきたら一緒に考えるのは親の役割だと思ってるし。
それが「不登校」という形かもしれないし、「挫折」「いじめ」という形かもしれないし、小学校、中学、高校、成人、いつどんな時に対峙するか、その子によって違うだけじゃない?

へ~強いね。
私だったら、私自身が苦しくてたまらないし、何もできない。

え?自分って・・・・
ホントに苦しいのは子ども自身だよ。
お母さんが「自分が一番苦しい」って思うのは自己中なんじゃないかな。
それだときっと、解決策が見つからないような気がする・・・。
一番は、子どもの苦しさを取り除くことだから。

でも、
不登校を乗り越えた○○君は強くなったよね。
きっと、すごい大人になってくれるね。

えっと・・・
スゴイ大人とか、立派な大人になってほしいとか、もともと私は願っていないんだよね。
不登校という特別な経験をしたから、息子が特別な人間になるなんて思ってないし、今回の経験を通して何かを得ているはずだから、それを活かして・・・なんて願ってもない。
本人の人生だから、中学時代も含め高校生活もこれからも続いていく自分の人生主役として生きるとか、幸せだと感じられる人生を歩んでいたらいいなぁと思っているだけ。
それに、私、親バカだから、うちの子たちってもともとスゴイと思っているし。
・・・
今の自分もそうだけど、幸せって日々の生活の中で感じているし、それで十分なんじゃないかな。
私自身の子育ての楽しさとか幸せは今までにたくさん経験させてもらって感謝しかないよ。
これから子離れしなきゃと思うとさみしいだけ。。。

そう・・なんだ・・・
私は、自分が早死にすると思っているから・・・
私が死んだ後も、ちゃんと生きていけるかが心配で・・・
うちの子、何もできないから・・・

えっと・・・・
自分が死んだ後の心配って・・・
まぁ、考え始めたらきりがない心配だけど・・・
家事能力がないっていう心配はそれほど・・・・
△△君、その心配は、大丈夫だと思うよ・・・

表面的には穏やかに話しましたが、内容的にはかなり私自身「攻撃」に出ました。

なぜ、こんなに腹が立ったのか、冷静になってから考えました。

実は、彼女の息子は中学時代、ある特定の子をいじめていたことがありました。

それを棚にあげ彼女は、被害者の子、親の非難を口にしていたのです。

そのため、それ以降私は彼女とはかかわりを持たないように、遠目で見つけたら避けて道を変えるという具合でしたが、今日は避けようがない状況でした。

それぞれのお家の考え方、価値観、教育観など違うので、私の考えを押し付けるつもりはありませんが、一方で彼女の考えも受け入れらない、という意思表示をしたかったのかもしれません。

彼女が我が家の状況を「噂で聞いて」かわいそう、と思って我が家にマウントをとるのは勝手ですが、

私も息子も、まったくそうは思っていないのは事実ですし、同情なんて不要です。

むしろ、私や□□君ママ、●●君ママは、中間教室に通ったことを「ちょっと得した」と感じているんですよね。

まったく、大きなお世話だわ。よく頑張ったね、なんて上から目線だし(怒)

それに、自分が死んだあとの心配って・・・

つまり、今自分が存在している意味というか、価値がそこ(家事全般)にあると感じていて、自分がいなくなったら困るでしょ、っていう発想なのかなと思いました。

結局、自分を認めてほしい、承認欲求ってことじゃんか⁈

自分の機嫌は自分でとってください。

孤独感・・・

ただ、今回、私が失敗したのは、彼女の心の闇があることを知っていながら、そこには触れなかったことです。

彼女の話しの端々に、義母の介護のため時間がとられ、社会と断絶され情報から置いてけぼりになっている感覚があること。

息子との会話はほとんどなく、スマホに夢中の様子を注意すると、「怖い」勢いで反抗してくるから、親として息子に意見を何も言えなくなっていること。

忙しくしている夫は、土日の休みもままならず、普段の会話もなく家庭内では妻子に威圧的であること。

彼女はそれら、家庭内における自身の孤独を私に伝えていました。

でも、それを受け取らずに、一方的に私の意見を伝え、理解しろメッセージを送っていたなぁ。。。

孤独は精神に大きな影響を与え、時間感覚を狂わせ、論理的思考を鈍らせます。

今一番SOSを出しているのは、もしかして彼女だったのかもしれません。

不登校

Posted by カトラ