mRNAワクチン予約しました

松本市では新型コロナワクチン接種を高齢者から始めていますが、
先日から50歳~59歳の予約が開始されたので、53歳の私もWEBから予約しました。
接種自体は3週間後ですが、希望通りの予約ができました。
来週からは、18歳の受験生である長男も予約できるので本人と相談して決めようと思います。
ワクチンの話が日常でも話題になっています。
地域差がありますが・・・
ワクチン接種は地域差があるようですが、我が家の年齢構成では最後、16歳の次男が接種を終えられるのは10月か11月くらいになりそうです。
氷河期世代のオレたち40代は、ワクチンでも不遇対応を受ける、と言われているらしい(笑)
新型コロナワクチンのある情報筋(?)によると、ファイザー社、モデルナ社のワクチンでは間に合わないので、アストラゼネカ社のワクチンが40代の人たちにあてがわれる、とか・・・
アストロゼネカ社製のワクチンは世界では多くの人が接種しているのですが、、、、
新型コロナの発症予防効果がファイザー社やモデルナ社の効果が95、94%と言われる一方、アストロゼネカ社のそれは70%であることや、血栓を作りやすいと言われていたり、ワクチンの種類がm-RNAではなくウィルスベクター、という違いもあります。
オレたち氷河期世代(40代)は、「バブル世代」のような恩恵も受けず、むしろバブル崩壊の社会情勢をモロ影響受けて大卒内定率7割程度で結局、就職も出来ないまま不遇な非正規雇用も多いって言われていて、、、、ここにきて、さらに社会から大事にされない世代だなってSNSで言われている(笑)。
年寄りには効果の高いファイザーを使い、外に出て働くオレ達世代には効果が薄く副反応が心配なアストラをあてがうのか?とか、働き世代で子育て世代でもあるので重症化しちゃまずい世代なのに効果が低いヤツ打たされるのか、とか。。。
ふ~~~ん。
私が昨日予約したのはファイザーってかいてあった。
松本市の予定表では、40代は
8月19日から予約が始まって、9月中旬から打てるようだよ。
ふ~ん、
オレ、どうしようかな・・・
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小柄体型なのに「同じ量」でいいの?という女性
職域接種を受けた女性が、
私、体小さいのに、みんなと同じ量のワクチンを打ったから副作用が酷くなったのかな。
えっと副反応ね・・・
ワクチンって、今回のmRNAワクチンでなくても、大人は皆、定量ですよ。
例えば、インフルエンザワクチンだって、13歳以上みんな定量です。
え~、なんかおかしくない?
お相撲さんくらい大きい人に効くくらいの量と同じ量を入れたら、小さい私の体には負担が大きくなるんでしょ?
いえ、そんなことはないと思いますけど・・・
ワクチンを打つときに医師に確認しました?
うん、聞いたけど、
ただ笑われて、大丈夫って言われて、打たれちゃった。
おそらく彼女は150cm、40㎏くらいだから、中学1年女子の平均くらいでしょうか・・・。
そこは、医師がちゃんと説明して不安を取り除いてあげるべきだとは思いますが・・・・
例えば「抗がん剤」などの薬剤では、効果を得るために薬の成分の血中濃度を一定以上に高める必要のあるものがあります。また、ひどい副作用を防ぐためには、血中濃度が一定以上に上がらないようにする必要のある薬もあります。血液の量は体格によって異なるので、そういった薬は、体重等によって投与量が変わってきますね。
しかし、新型コロナウイルスのワクチンに限らず、ワクチンの効果は血中濃度とは関係ありません。
体内で免疫反応を引き起こす力がどの程度あるのかが重要です。
彼女が接種したファイザー社の場合、mRNAワクチンですが、免疫反応を起こすのに必要なmRNAの量はごく微量でいいのです。ウイルスや細菌が、目に見えないほどのミクロの量で感染症を起こすのを想像すると、ワクチンもミクロの世界で、とても少ない量の投与で、免疫をトレーニングするのには十分だと考えられています。体重差があったとしても、その割合の差は微々たるものなのです。
一方このワクチン、接種量が多いほど、腫れや痛み、発熱といった副反応を経験する人の割合は増えたそうで、実際の接種量は、どの年代でもワクチンの効果が十分見込め、かつ、重い副反応などが起きないレベルとなることを念頭に定められたそうです。
つまり、現在の「定量」が必要な抗体を作るのにちょうどいい量で、これより少なくても多くてもよくないようです。
mRNAワクチンって初めて
毎年のインフルエンザワクチンや、小さいころから計画的に子どもに接種させてきましたが、
生ワクチン(麻疹風疹混合、水痘、おたふくなど)と不活化ワクチン(三種混合や日本脳炎、ヒブ、インフルエンザ)の2種類くらいしか知りませんでした。
今回、新型コロナのワクチンの多くはメッセンジャーRNAワクチンだよと聞き、慌てて調べました。

例えば、毎年接種するインフルエンザワクチンは鶏卵1つで一人分のワクチンを作るのですが、それはウィルスの大量生産をしているわけです。
そして「生ワクチン」は弱毒化したウイルスを接種させる方法で、「不活化ワクチン」は死んだウイルスを接種させる方法で、どちらもウイルスを体内に提示して、予め抗体を作るのが目標です。
子どもに予防接種を受けさせる説明で私もよく「事前に相手の戦力を分析し(抗原を認識)、準備を整えておくようなもの(抗体を作る)」と言ってきました。
といっても、インフルエンザワクチンってその効果は20%~60%程度と言われ、いわゆる「はずれる」年もありますから、ファイザー社の今回の新型コロナの95%の効果ってすごくないですか?
さて、それでも、昨年1月頃に認知され始めたウィルスですから、急に「ワクチンを作る」といっても大量生産して、治験して・・・現実に人々が接種できるのは数年後だろうな、と思っていたのですが・・・
昨年からあっという間に治験が進み、製造され、全世界でそのワクチンが接種されているのですから、このm(メッセンジャー)RNAワクチン、すごいですね。

新型コロナウイルスの表面にスパイクたんぱく質という突起がついていて、これが人の細胞に侵入するカギになっているそうです。
細胞にウイルスの侵入を許すとそこからウィルスの増殖が始まり同時に、人間側は細胞が破壊され、組織が破壊されていくわけですから、とにかくウィルスの細胞侵入を阻止しなくてはなりません。
そこで、「新型コロナウィルス」全体を送り込み敵として認識させ抗体を作る、のではなく、細胞に侵入してくるときのカギである突起部のスパイクタンパク質をピンポイントで封じ込める作戦を考えたわけですね。
つまり、スパイクタンパク質を攻撃する「抗体」をあらかじめ準備すれば、結果として「新型コロナウィルス」が自分の細胞内へ侵入するのを阻止できるわけです。

簡単にいうと、コロナウイルスの遺伝情報の中でスパイクタンパク質部分の情報をコードしているmRNA(設計図)を体内に入れる。
すると、その設計図をもとに、自分の体内ではウイルスのスパイクタンパク質部分だけが作られる。で、そのスパイクタンパク質は体にとって異物なので慌てて「抗体」を作ってスパイクタンパク質に対抗する免疫反応が起こり記憶される。その記憶を元に、本物のコロナウイルスが体内に入ってきてもすぐにその抗体でスパイクタンパク質が細胞に侵入できないように阻止するわけですね。
生きたウイルスを体内に入れるわけではないので感染症の症状が起こる危険はないし、mRNAは1週間程度で自然に消えるのでヒトの遺伝子に影響を及ぼす可能性もなく、作られるスパイク蛋白も接種後2週間でなくなると言われています。
何より、このmRNAワクチンによって体内でたんぱく質を作る方法は、今後、医療にいろいろな発展がありそうですね。
まだしばらくはワクチンの話が日常会話に上がるでしょう。
話題に乗り遅れないように、ちゃんと勉強しておかなくちゃ。。。。