モンスターワーママっているらしい

ワークライフバランスについて感じていることを、先日書きました。
同じ職場に、5月から働き始めた幼稚園児の子を持つママさんが居るからです。
今週も5日間のうち2日しか出勤していませんでした。
「大丈夫だよと声かけして」と言われて・・・
そんな中、あるパート職員さんが他県にある本部の上長とオンライン面談をしていました。
契約期間の継続に関する面談ですが。
その際に、他県にいるその上長から、そのママさんに対してやさしく接してほしい旨の指示があったそうです。
○○さんは子育て中で休みや早退も多いけど、「大丈夫だよ」と声掛けなどしてあげてください。
えっ・・・
私もパートの身分ですから、
仕事の指示を出している立場でもないし・・・
そんなこと言えません。
ママさんに優しく接するように指示された彼女は、驚いたそうです。
自分の立場では「そんなこと言えません」と答えた彼女は懸命だと思います。
もし、私が同じように言われたら驚き以上の憤りを感じるでしょう。
上長の役割
時短勤務の職員や、子育て中のママなどがいる職場では、とかく「不平等感」による不満が出やすいと思います。
例えば、急な休みが多く、しかも月の半分も出勤していなし、仕事も覚えなくてミスが多いのに、私と同じ時給なのね。
今の私の職場でもそうです。
そのママの勤務体制を最優先で、他の職員やパートが、声にはしませんが、休暇や不満を遠慮しています。
実際に、そのママに対して誰も嫌味や皮肉をいうでもなく、大人な対応をしています。
ですから、そのママも「ここは休みがとりやすい職場で・・」と満足しているわけです。
私たちが大人な対応をしているのは、子育て中なので仕方がない、彼女本人を責めても仕方ない、職場と彼女の雇用契約を私たちがどうこういう立場ではない、職場の雰囲気を悪くしたくない、と思っているからです。
そして、一方で「この不満を会社としてはどう扱ってくれるのか?」という疑問も持っています。
子育て中のママが働きやすい職場を作っていくのも、それ以外の職員が働きやすい環境を作っていくのも会社側の責任だと私は考えています。
今回の発言は「子育て中のママだけ優遇」を印象付ける言葉にしか聞こえません。
すでに、周りの職員やパートがかなりカバーしている、ということを評価できない上長に、いささかガッカリしました。
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判断は誰がする?
同日、他の職員さんから「愚痴だから」という前置きで話を聞きました。
あのね、
○○さんが、リダーに相談(?)しているのが聞こえてきたんだけど・・・
「私、急な休みも多くてあまり出勤できず皆さんに迷惑をかけているのは事実。そちらの判断で私を辞めさせて他の人を雇ってもらっていいですよ」って言うのよ。
これって、ずるくない?
引き止められるとわかっていて言っているでしょ?
本当に辞職を考えているなら、そういう言い方しないよ。
判断をリーダーに投げつけるって、ずるいって思っちゃった。
リーダーも「わかりました、そうします」って言えばいいのにって・・・
この職員さんも人生経験豊かな50歳代で、近所に住む高齢両親の病院受診等の世話をしています。
ん~~~、かなり、職場の不満が大きくなっています。
仕事をしていると、各家庭の事情もあり仕事のフォローをしあいます。
そういうお互い様とか、協力しあう体制が自分自身を助けてくれることを知っているからです。
働くママが同じ職場に居ることも同じです。
私は以前、子育てしながら働き、職場の皆さんには助けてもらっていたので、相手は違うけれど、今度は子育て中ママを助けよう、と思っています。
なんか、違う・・・
しかし、今回の職場の雰囲気の悪さを引き起こしているのは、「子育て中ママ」という看板ではないような気がします。
多くの職場にも子育て中のママはいますし、各家庭で事情があり時短勤務している職員もいます。
どうやら、モンスターワーママという分類があるようです。
ワーキングマザーとして働く方が増えており、社会も企業もママたちをサポートしようという流れがあります。
ただ、中には「会社側が多少の無理を受け入れるのは当たり前」と、権利ばかりを主張して周囲への配慮が欠けてしまっているワーママがいるようで、モンスターワーママと言うそうです。
そして、モンスターワーママたちに共通する最大の特徴は、“感謝と共感能力の欠如”なのだそう
同僚たちにとっては、育児をしていようがいまいが、一緒に働きやすければ問題はないはず。しかし、どうしても子どもがいると、予測不能なことも起きがち。そこを周囲がサポートしてくれることについて、当然と思うのか、感謝の気持ちをあらわすのかで、評価が分かれてしまう。
https://mama.smt.docomo.ne.jp/article/45400/

なんだか・・・納得。