耳垢の掃除は専門家へ

健康

4人家族の我が家は、何となく2対2に分かれます。

体質というのでしょうか、私と長男、夫と次男が似ています。

今回は、その体質の1つ、耳垢の話です。

耳垢にはカサカサした乾性耳垢とワックス状に湿った湿性耳垢があるそうですが、

乾性の耳垢が出る私と長男、湿性タイプの夫と次男。

耳くその立場

「目くそ鼻くそを笑う」ということわざがあります。
 自分の欠点には気がつかないで、他人のことをあざ笑うたとえとか、自分も同じなのに、自分のことを棚に上げ他人の事をあざ笑う愚かさをたとえたものですね。

目くそにすら笑われてしまう鼻くそです。一方、目くそにすら気にかけてもらえない耳くそですが、

これは、耳くそは、鼻くそや目くそよりも立場は上であるためかもしれません(笑)

耳くそ、医学的には耳垢(じこう)は、我々の耳の外耳道の入り口近くにある耳垢腺から出る脂肪,タンパク質などの混合物と外から入ったホコリと古くなった角化表皮が混ざったもので、つまり、耳をきれいにして、守ってくれる、ものです。

耳を健康に保ってくれる自浄作用を持っている物質といえます。汚いちりやほこり、その他の細かな異物をからめとり、耳の中から追い出してくれるのですが、食事をするときにもぐもぐ顎を動かすうごきによって、耳くそが外に出ていきます。また、耳の穴の皮膚が次から次へと新しいものが生まれることによっても古い耳くそが外に押し出されていくはずなのです。

しかし、高齢になるとこの自浄作用は衰え、また人によっては外耳道が狭く曲がっていて、耳垢が外に出にくいこともあるそうです。

排出されない耳垢は、次第に大きくなって外耳道をふさぐようになると「耳垢塞栓」と呼ばれる状態になります。

耳垢が少しくらいたまっても、かゆみや痛みなどの症状がありませんが、外耳道が完全につまってしまって耳垢塞栓という状態になると、耳栓をしているのと同じように聞こえにくくなるばかりでなく、外耳道炎をひき起こし痛みが出てくることもあります。

夫や次男のように湿性な耳垢も、なかなか外へ出にくいのか、固まりやすいのか、「耳垢塞栓」に多いタイプと言えます。

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耳が聞こえない

やべっ、耳が聞こえない。
お母さん、見てくれる?

久しぶりに、次男の頭を膝に乗せて耳そうじです。

こうするのもすごく久しぶりだけど、もうこれが最後かもなぁ・・・

と感傷に浸りながら、耳そうじをしますが、できる範囲は外耳道の入り口近辺だけです。

下手に奥まで障ろうものなら、湿性の耳垢は中へ中へと入り、固まってしまうからです。

でもすでに次男本人が綿棒で押し固めてしまったようです。

耳垢除去も医療行為

実は、次男は小さな頃から耳の病気を繰り返しているので、耳鼻科には世話になっています。

4、5歳くらいまでは中耳炎を毎年のように患い、鼓膜を切って膿を出すこともありました(泣)。

いつの間にか耳鼻科にお世話になる回数は減ったモノの、やはり年に数回は行きます。

結局いつも、「耳垢掃除」をお願いするのです。

「耳掃除だけで受診するなんて…」と思われるかもしれませんが、

耳垢の除去は立派な医療行為として認められています。

機械のようなもので耳垢が吸い取られるか、固まった耳垢をピンセットのようなもので取ってもうのですが、

今回は吸い取られました。

次男の処置は「耳垢塞栓除去(複雑)(両)」で180点、3割負担ですから540円ですね。

そこに、初診料がついたので1,420円にはなりましたが。

特に耳垢が湿っている人は耳垢塞栓になりやすいため、定期的に掃除をしてもらうといいでしょう。

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耳くそいろいろ

日本人全体では約16%が湿性耳垢で、残りの約80%は乾性耳垢といわれています。

ですから、我が家の比率は平均とは離れています。

日本には元々湿性耳垢の縄文人が居住しており、やがて乾性耳垢の弥生人が流入したそうですから、やはり、耳垢の特徴は遺伝が影響しているんですね。

また、湿った耳垢である人は体質的に発汗量が多く、体臭が強い傾向にあるといわれ、独特な臭いがあり、体臭の原因の1つとされるアポクリン腺である耳垢腺の量が比較的多いとされています。

つまり、臭いんですよ。ワキガもありますからね。

思春期を迎えた次男がこれで悩まないか、少々心配ではありますが、

しばらくは、耳鼻科での耳掃除も忘れないように続けさせます。

一応、次男自身でもできる掃除方法も聞いて来ました。

  • 「湿性耳垢」の場合

綿棒をそっと耳の穴へ1.5cmほど入れたら、螺旋を描くように外に向かって3~4回ふき取る。
耳垢の除去は、市販の綿棒でぬぐい取る程度でよく、基本的には、耳かきを使う必要はない。

掃除の頻度は、1、2カ月に1回程度で十分、多くてもせいぜい2週間に1回まで。

入浴後に、綿棒やタオルで軽くふく程度で比較的容易に耳垢を除去することができるはず。
耳の入り口をそっとやさしく綿棒で掃除するだけでよく、それだけで外耳炎や耳垢塞栓の予防につながるそうです。

ちなみに、乾性耳垢の方は、耳掃除をしなくても良いくらいだとも言われましたよ。

といっても、やはり気になるという方は、綿棒または耳かきで耳の穴の外側1.5cmほどの部分を耳の壁をなでるようにやさしく外に向かって掃くようにして耳垢を掻き出して下さい。綿棒の大きさは、大き過ぎると耳垢を押し込んでしまうので、大人が赤ちゃん用のものを使うくらいでも良いそうです。

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Posted by カトラ