やっちまった・・・共通テスト数学Ⅰ・A

大学受験生がいるご家庭の皆さま、昨日までの二日間、お疲れさまでした。
大学入学共通テストへ送り出し、迎え入れ、という緊張感から解放されたと思います。
ただ、振り返るとこの二日間、それぞれの立場で予想外の心配も多かったですね。
ハラハラしましたよね・・・
我が家では高3の長男が共通テストを受けました。
1日目:社会、国語、英語
2日目:数学、理科
会場トラブルはないけど
幸い、息子の受験会場は、交通トラブルなく、教室環境も問題なく、二日間とも過ごせたようで感謝しかありません。
ところが、2日目のお昼頃、受験中の長男から電話がありました。
やっちまった・・・
注意されていたのに・・・
数学Ⅰと数学ⅠAを間違えていた・・・
終わりの10分前に気が付いたけど・・・
今にも泣き出しそうな声でした。
実は、数学Ⅰと数学ⅠAを間違える、というのは受験生あるあるというくらいによく耳にする話。
ですから、我が家でも当日朝の話題にもしておりました。
大丈夫だよ、模試で鍛えられているから。
間違うわけないじゃん。
と、朝は大口をたたいていた長男でしたが、実際には緊張してしまったんでしょうね。
う~ん、しかたない・・・
仕方ないことは仕方ない。
今は、それを考える時ではないよ。
今は、次の数学ⅡBだけを考える時。
ほら、今日の運勢にあったじゃん、
「流れに乗れ、流れに身を任せろ」って。
今は、目の前の事だけを考える。
大丈夫だから、結果はうまくいくようになっているから。
まぁ、いつもの私なら「ほらぁ、だから注意しろっていったじゃん!!」といいそうなもの。
それを言わなかった自分を褒めたいくらいです。
兄ちゃんらしくないね
実は、その電話の最中、隣りには次男がいました。
いつもの兄ちゃんなら、そういう時も、一日が全て終わり、家に帰って来てから「やっちまった」と言いそうだけど・・・
途中で、電話してくるなんて、らしくないね。
あっ、そういえばそうだね。
やっぱ、共通テストは緊張感が違うんだろうね。
お母さんの対応は良かったかな?
冷たかったかな。
いつもの兄ちゃんじゃないから、どう受け取るかわからないけど、ココで聞いていた限り悪くなかった。冷静でいいと思ったよ。
次男に慰められ、長男の帰宅を待つことに・・・
全てを終え、午後7時過ぎにホッとした表情で帰宅した長男を囲み、夕飯を食べました。
その後、お風呂から出た長男を、次男が自分の部屋に誘い、何やら夜中まで楽しそうな笑い声が聞こえてきました。
きっと、ゲームをしていたのだと思いますが・・・・
次男もかなりこの数日ストレスを感じていたようでしたから、ホッとしたのでしょう。
でも、受験はおわっていないんですよね。
今日は登校して自己採点、そして仮判定、出願、私大受検、前期受験・・・
などなどこの先も受験生を支えるストレス生活は続きます。
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電話してくれて嬉しかった
振り返ると、「やっちまった」電話を受けたときの私の気持ち。
母親としては「嬉しい」と感じていました。
長男自身も「どうしようもないこと」「自分のミスであること」「国公立入試に影響がある」などはわかっているのです。
母親に電話しても、傷口に塩をぬられるか、慰められるか、のどちらだろうということもわかっていたでしょう。
普段の私ならば前者。
一方、担任への信頼も厚いので、担任の顔もよぎったでしょう。
担任ならば感情ではなく、冷静に対応してくれることも想像がつきます。
それでも私に電話してくれたんですよね。
自分が苦しい時に人に頼ったり、母親に甘えてくれたことにほっとしています。
そう、だからやはり、
大丈夫。結果はうまくいくようになっている。