宇宙からのメッセージを受け取りました

子どもが小さい頃から見続けている映画の新作を観に行きました。
コロナの感染急拡大で心配ですが、
再び映画館の座席間隔が一席ずつ空けられるようになっていました。
この映画「スパイダーマン」は秋の時点で、
共通テストが終わった後に観に行くと子どもたちと約束していたのです。
期待以上のマルチバース
マーベル作品は家族で観ています。
前回、アイアンマンを中心としたアベンジャーズが一旦終結した感じでさみしい気持ちになっていたので、ひそかに私はこのスパイダーマンを楽しみにしていました。
子どもたちが知っている映画スパイダーマンは、現在のいわゆる3代目です。
しかし、私を含め2002年の映画初代、そして2代目も知っているファンにはご褒美映画です。
今回のスパイダーマン・ノーウェイホームは、
あまりネタバレになるといけないので、書くのも注意しますが・・・
マルチバースから、スパイダーマンを知っている輩がわらわらと集結してくる・・・
しかも、20年前のあの時の映画と同じ俳優さんなんですよ!
登場人物一人ひとりに「お元気そうで‼」という驚きの声がでちゃうし(心の中で)、セリフの一つひとつに「そうかぁ・・・」と彼らのその後の苦悩や孤独を含めた人生を想像させられ、涙しました。
ましてや、二代目に関しては2作品しかなくて、思い返してもちゃんと終わってなかったと思う。
どうも、大人の事情で続編が流れてしまったようで・・・ファンも不完全燃焼・・・・。
だから、今回会えて、ホントに嬉しかった。
そして、感心したのは、マルチバースから登場した輩たちでカオス状態になったところで、単に送り返すという解決方法ではなく、今だからの解決法、という点。
以前のヒーローものは勧善懲悪というか、ヒーローが正義で、敵が悪、という設定。
ただし、悪になるにはのっぴきならない事情があって・・・。
最後は悪に染まった敵に大事なものを傷つけられ、ヒーローが心でも闘いながら悪を倒す。
悪が排除されてめでたしめでたし・・・と。
でも、今回は、セカンドチャンスがテーマの1つにあるようです。
場面的に印象的だったのは、
2代目スパーダーマンが恋人を失ったシーンと酷似している場面で、
今回は救うことができた。
二代目スパイダーマンの表情にその思いを感じ観ている私たち、号泣・・・・。
このような形であの苦しみが救済されるなんて・・・
そして、
3代目スパイダーマンが望んだ解決法は、今の時代を生きる私たちが深く共感できるものであり、宇宙からのメッセージなのでしょう。
セカンドチャンスといわず、何度でもいつからでもやってみなよ、自分が望むようになっていくからって。
さらには、そのたましい的な思いが消えることはない。つながっていくから、って。
160分を越える時間が短く感じました。
正直言うと一番うれしかったのは、
私がアベンジャーズの中で一番のお気に入り「ドクター・ストレンジ」の続編が今年公開される、とわかったことです。
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マルチバースを考えていると
マーベル映画、SFやアニメの世界ではマルチバースの存在が前提だったりします。
特にドクターストレンジはそれらの異なる次元への移動もできる魔術を持っている。
魔法陣を作り時空に穴を開け、空間的に移動する。
前回までは、胸元にぶら下げたアガモットの目で時間を操りながら、タイムループを起こすこともできたし。
さて、マルチバースは日本語で多元宇宙論。
正しい科学的な定義はわかりませんし、説明されても理解は難しく・・・
ただ、私たちが知っているこの大きくて加速的に膨張している宇宙とはまた別の宇宙がいくつもあるかも、と考えるだけで楽しい。
もしかしたら、地球のような星で、人間のような生き物が暮らす宇宙があるかもしれない。
マーベル映画を観るための基本的思考だと思います(笑)。
宇宙を感じる時
ただ、今回書きたい宇宙を感じるって・・・
マルチバースを理解するとか、そういうことではなくて・・・
平和、希望、喜び、愛というか・・・
自分も宇宙の一部であるというか・・・
ただ、そこに居ること・・・・
瞑想やスピリチュアル的な話になり、表現が難しいのですが。
・・・・
私がこの頃感じるのは「大丈夫って感じ」なんですよ。
心配なこと、不安なこと考えたらいろいろあるんですけどね、
例えば、健康、家計、介護、子育て・・・
以前は、夜中に目が覚めると強い不安のため結局朝まで眠れない、ってこともありました。
でも、
この頃は、なんだか大丈夫って思っているんです。
もちろん、心の一方で「いったい誰が保証してくれるの?」って疑問の声も上がっているんですけど(笑)。
まぁ、今日も一日、子どもたちと楽しい映画観れたし、まぁいいかって感じです。
単なる、楽観主義者じゃね?