大学の入学式は満開の桜に見守られ。

長男の大学進学先が決まってから、仮予約したアパートの本契約や荷物準備、親戚挨拶などで慌ただしく過ごし、入学式2日前に移動しました。
契約上アパートへの入居日が結局、入学式当日となってしまったため、
2日間はホテル泊となりました。
大学の入学式は新型コロナの感染対策として、学長など本部が講堂で開催し、学生たちは各教室、保護者は体育館でそれぞれモニター越しに参加(?)という形でした。
入学式後の構内でのサークル勧誘等はなく、なんとなく華やかさに欠けた感じはありましたが。
それでも大学生活のスタートに長男はかなり緊張気味。
オンライン契約の為、引越し日が初めての部屋確認
長男が入学式後のいろいろな説明を受けている間に、
私と次男は不動産屋でカギを受け取り、部屋へ直行。
日時指定したクロネコヤマトの荷物や松本のヤマダ電機で購入した新生活セットが時間通りに届きます。
ガスや電気も事前に依頼しておいたので時間通りに使用可能です。
なんと便利なことでしょう。
ただし、部屋に設置された電気のブレーカーは天井に近いかなり高い位置にあり、脚立や椅子、台等の準備がなかったため困りました。
次男が壁や洗面台を駆使してなんとかブレーカーを上げてくれたので、本当に助かりました。
下見も契約も全てオンラインで済ませたため、ブレーカーの位置を事前に確認していなかったので、
まさか「台」が必要とは思っていなかったのです。
可能ならば、事前に現地確認や部屋の見分をしたほうがいいと思いますが、
コロナ禍であったり遠方であったりで、一度も訪れることなく部屋を契約した人も今年は多かったのではないでしょうか。
引越の際最初に手持ちで持っていくものとして私は
「ハサミ、カッター、軍手、雑巾、ゴミ袋、など」を用意していきましたが、
今回は「踏み台」も必要かもしれないということと、トイレットペーパーの必要性を感じました。
最初の荷物にトイレットペーパーは入れておいたのですが、それが届く前に次男がトイレに行きたくなってしまい、仕方なく近所のコンビニへ行きました。
広告
タクシーの運転手さんから聞く長野の話
長男が進学した石川県でタクシーに乗ったところ、運転手さんと話が弾みました。
私たちが長野県松本市から訪れたと分かると、以前観光バスの運転手さんをしていたというそのタクシー運転手さんが、「長野といえば善光寺」と言い、今年、御開帳が開かれていることと併せ、「ご本尊の由来」を話してくれました。
大阪市にある和光寺は、阿弥陀池でおなじみだそうです。
本多善光というお武家さんの夢枕に立ったご本尊一光三尊阿弥陀如来が「阿弥陀池から拾い出してくれ」と言ったので、本多善光(よしみつ)は池から探し出して拾いあげ、信濃の地元に持ち帰って本尊として開いたのが善光寺(ぜんこうじ)となったそうです。途中、飯田のお寺に立ち寄っており、そこが元善光寺、だということです。
ついでに言うと、善光寺の御本尊「一光三尊(いっこうさんぞん)阿弥陀如来」は、信濃の善光寺に運ばれしばらくしてから絶対秘仏となりました。つまり、現在に至るまで参拝者ばかりでなく、善光寺の僧侶でさえご本尊を見たことがないつまり、今までに誰も見たことがないということです。
今年は1年延期になった御開帳です。この七年に一度の御開帳では、鎌倉時代に御本尊の御身代わりとして造られた「前立本尊」を特別にお姿を拝むことできるのです。
前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸に変わり、白い「善の綱」として、本堂前の回向柱に結ばれます。その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じことと考えられ、参拝者の皆さんが長い時間をかけ順番を待ってでもこの回向柱に触れ、ご縁をつないでいるのです。
コロナ禍の御開帳の為、例年よりも期間延長した開催になっているようです。できれば参拝したいなぁ。
それにしても、石川県に来て長野の話を聞くとは(笑)。
広告
もちろん観光も
石川県金沢といえば、前田利家、加賀百万石ですね。
可能な時間で観光しました。
定番ですが、兼六園、金沢城、近江市場。




金箔ソフトも食べましたが、金箔ってすごく薄いので全く口当たりを感じないんですよ。
ソフトクリームと一緒に舌で溶けていく感じです。
そして、ラーメン侍、もりもり寿司でも食べ、金沢を慌ただしく満喫しました。
実は、今回実感したのですが、長野と金沢は北陸新幹線が走っており、とても便利になっています。
さらに2024年には敦賀駅が開業するするそうですから、東京から大阪への北陸ルート完成も目前ですね。
25年には大阪万博もあるし、楽しみです。
先月自分の車で事故を起こしたから、車の運転よりも新幹線の方がいいなぁと思うこの頃です。
私はまた来ようと思いながら、長男を一人残し、金沢を後にしました。