高齢の父の受診付き添いをしながら周囲をみて思ったこと

介護

86歳になった両親は、母が車を運転し、一緒に受診したり買い物に行ったりしています。

しかし、車のキズも多く、できれば母には車の運転をしてほしくないところです。

父は、10年前の大けがで運転免許を返上したのですが、

母親が運転免許証を返上するきっかけはなかなかありません。

むしろ、田舎に住んでいるため、生活をするために免許の必要性を強く言い張ります。

父の受診だけでも

私がいくら説得しても母は

受診は自分でできる。

と、言い張ります。

姉と相談し、せめて父の受診だけは私が付き添うことにしました。

眼科と泌尿器科と循環器内科と皮膚科です。

リハビリのような運動と理学療法士への受診は母親と一緒なので断られます。

母親の受診は、眼科、整形外科、内科、ですが、それ以外も美容院や買い物など一人で出かけます。

広告

いずこも同じ・・・

父親が通う眼科は医院なので、駐車場、玄関、受付、と動線がはっきりしています。

ただし、父は視力も聴力も弱いため呼び出されても聞き逃したり、お財布からお金を出すのも間違えたりしてしまうためずっと私が側にいてサポートしています。

眼科に通う人は視力が弱い人も多いので、表示とかもっと工夫すればいいのになぁ、と思います。

さらに、泌尿器科、循環器内科、皮膚科は総合病院内の受診の為、駐車場から玄関は遠いし、受付での会話はなく、機械的な対応。

その日の受診の順番も融通がなく、泌尿器科の検査のため、朝から尿を我慢している老人に、尿の検査よりも先に他科の受診をして来いと平気で言います。

前立腺がんがある父はとうとう我慢ができず、トイレに駆け込みますが、

その後、泌尿器科を受診すると「なぜ我慢しなかった、検査ができない」と𠮟られる。

それほど大事な検査なら、最初に検査すればよかったのに、その時はそちらの都合で後回しにしておいて、その言い方はいかがなものでしょうか⁈
検査をしたがっているのは医師であって、父も家族も検査などしたくない。
検査をしないと治療もしないというのならば、ここでお世話にならなくてもいい。

と、喉元まで出ていましたが、父が穏やかにしていたので、私もグッと押さえました。

正直なところ、泌尿器科の医師とは信頼関係が築くことができません。

他の患者さんの受診の様子をみていても、同じような態度、

年寄りを子ども扱いして、説明をきちんとせずに指示しかしない。

処置についても、促しや協力を求めずそして全く説明せず、急に注射したり、処置をする。

あまりにもビックリして父が

何されるかと思ったら、注射かい。
こんな痛いことされたのは初めてだ。

と、言ったものの、医師と看護師には通じず、

「キチンと押さえていないと、血が止まらないからね」と言われただけ。

次回、病院へ投書しようと思っています。

付き添いは家族かな?

病院は待ち時間が相変わらず長い。

予約時間に出向いていっても平気で1時間近く待ちます。

といっても、科によって違うので、泌尿器科の受付のクラークと看護師の段取りが悪いように見ますが・・・

循環器内科の方がよっぽど混んでいますが、あまり待たされることがありません。

しかも、医師は患者に顔を向けて話を丁寧に聞き取り、きちんと聴診器を当て、全身をチェックします。

家族である私へも「家族として困っていることはないか」とたずねてくれる。

循環器内科の医師とは医師の転勤のため4,5人変わりましたが、全体的に他科の医師よりも患者家族への対応がとてもよくて信頼できる方が多いと感じています(個人的感想です)。

ところで、

医院など小さなクリニックでの受診とは違い、総合病院の受診は、あまり一人で来ている高齢者を見かけません。

まずは、病院の立地が必ずしも自宅から近くないので、車による送迎が必要になります。

その上、総合受付、各科の受付、検査室、会計、支払い、処方箋受け取り、院外処方なので薬局へ・・・といった流れがそれぞれ違う窓口へいかなければならないので高齢になると心もとない気持ちになりそうです。

実際、周りを見渡しても、たいてい夫婦で来ているか、娘や息子、嫁が一緒にいる高齢者が多いです。

もちろん、1人で受診している高齢者もいますが、受診が終わると玄関先の屋根の下で、お迎えだけは待っている、という姿も多いです。

受診迄の待ち時間、話をするにしても、高齢者の多くは聞き取りが悪いため、ついつい大声になり、周囲に会話が丸聞こえになります。

すると、何となくその高齢者との関係が、嫁なのか娘なのか、息子なのか違うのかなどが推測できます。

広告

月に4回の受診は・・・

実際、父の受診に付き添うようになってから、平均月に4回です。

もうしばらくすると落ち着いて、月に1,2回になるはずですが、

もし、私が普通に仕事をしていたら、付き合いきれる回数と時間ではありません。

病院受診の付き添いのために仕事を辞める、という「娘や息子」がいても当然です。

私の両親は介護認定を受けていないので、「通院介助サービス」を受けることはできません。

もし、介護認定の審査を受けてもおそらく要支援レベルで「要介護」にはならないでしょう。

ですから、もし、通院介助サービスを依頼するとしたら、有料のサービスや福祉タクシーなどを探さなくてはなりません。

もともとが田舎なので、それら有料サービスを依頼したら、1回でとんでもない金額になります。

ということで、今は私が受診の付き添いをしていて、もうすぐ母の受診も私が付き添うことになるだろうと覚悟しています。

まぁ、その前に受診の回数や必要性を検討しますし、オンライン診察の導入を強く希望しますが・・・

medical stethoscope and mask composed with red foiled chocolate hearts
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

さて、昨日の父の受診に付き添ったときも周囲を観察していましたが、

付き添いの中には働き盛りの年齢の男性女性が多くみられました。

面白いのは、付き添いの人が必ずしも隣や近くに居ない、ということです。

私はたいてい隣に座ったり、椅子が足りないときは、父のすぐ前に立っていたりします。

しかし、昨日見た付き添いの方たちは、本人が呼ばれて移動する段になって、

急にどこからか現れるのです。

「あっ、この患者さん一人ではなく、娘さんの付き添いがあったんだ」とやっと気がつく感じ。

いや、もしかしたら、お嫁さんなのかな?

様子をみていると、ちょっと険悪な雰囲気です・・・・

付き添いの方のストレスが大きいのかもしれません。

「介護保険」の適用があったらストレスは軽減するかも・・・と考えてしまいました。

また、一方、私の後ろに座っていた80代の男性には20代男性の付き添いでした。

いつも時間かかるから、わるいで、
一旦、かえってくれや。
2時間後くらいに迎えにきてくれればいいから・・・

と、80代の男性が20代の男性に遠慮がちに話しかけていました。

20代男性は、「うん、まぁいいよ」と言いながら、スマホをいじっています。

仲が悪いとか、そっけないとか、機嫌が悪いとかではなく・・・

おそらく、孫なのではないかなぁと思いました。

80代の男性が孫に気を遣っているのは一目瞭然。

「帰ったら、きっとお小遣いとかあげちゃうんだろうなぁ」・・・なんて思いながら見ていましたが、

高齢者にとって受診はやはり、高額がかかりますね。

まぁ、おじいちゃんとしては孫と一緒で、嬉しいひとときなのかもしれません。

an elderly woman
Photo by Pixabay on Pexels.com

遠くない将来、私自身もこの問題に直面するのでしょう。

自宅からのオンライン受診を希望しますが、まずは病気にならないような歳のとり方をしたいですね。

介護

Posted by カトラ