コンフォートゾーンを抜け出そうよ
こんにちは。看護師、健幸アンバサダー、50代主婦カトラですプロフィール。
そして、自称「背中を押す」を仕事にしています。
今、あなたは「変わりたい」「新しい自分になりたい」「挑戦したい」と思っている一方で、「今さらムリよね~」「時間がないし」「お金もない」と言い訳ばかりがどんどん頭に浮かんできていますよね?
それは、あなたが特別意志が弱いからでもありませんし、人一倍臆病だからでもありません。
むしろ、それってかなり正常‼だと思います。
生き物にとって、変化とか未知のことはストレスだし、命を脅かす「キケン」が潜んでいることもあるわけですから、いつもと変わらない、いつもの安心できる場所にいるというのは生存本能として当然の選択です。
でも、今回は、「変わりたい」「挑戦したい」という気持ちでこのサイトに来てくださった方に向けて、「背中を押す」お話をします。
コンフォートゾーンとは
いつもと同じ空間にいて、慣れ親しんだ行動を繰り返し、気心知れた友人とたわいもない話をして過ごす、これってとても居心地がよく安心できますよね。安定のルーティン、大きな失敗もなく、物事はたいてい自分の予測通りに進む。むしろ、みなににちやほやされたり、尊敬されたりすることもある。
心理学の用語では、これを「コンフォートゾーン」といいます。
つまり、コンフォートゾーンとは居心地の良い環境であり、慣れ親しんでいる現状のことです。
「Comfort=居心地の良い」「Zone=空間」、コンフォートゾーン:居心地の良い空間
私たちは、そうした慣れ親しんだものに触れているとリラックスすることができます。
こんなに居心地のいい場所から出たい人なんています???
いるわけないですよね。
ただし、よくよく考えると・・・、
今いるコンフォントゾーンも最初からいたわけではありませんよね?
もしかしたらそれはほんの数年前、数ケ月前、数日前からだったかもしれません。。。
今の「いつも」の環境を手に入れる前は、居心地がよくなくてストレスもあるような違う環境だったはずです。
例えば、入社した数年前は初めての社会人、初めての組織、初めての電話対応などストレスフルだった毎日が、今は「いつも職場」しかも「安心できる自分の居場所」の日常に変わっている、とか。
そうです、今のコンフォートゾーンは、コンフォートではないところからあなたが自分で手に入れた環境なのです。
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コンフォートゾーンにいるということ
現状の快適なコンフォートゾーンは、もとから存在しあなたに用意されたもの、ではないのです。
あなた自身の行動によって徐々に形成されてきたものです。
今の場所を作るためにあなたが何年、何ケ月、何日かけたのかはわかりません。
確かなのは、今は「当たり前」に感じるこの心地よい場所は、以前のあなたにとっては違和感がありストレスを感じるところだったということ。以前は以前で心地のよいコンフォートゾーンにあなたは居たはずです。
つまり、心地よい以前のコンフォートゾーンから、最初はストレスだらけだった今のコンフォートゾーンへあなたはチャレンジしてきたということ。
そしてもし、あなたが今「コンフォートゾーン」にいる心地よさを感じているとしたら、あなたがずいぶん頑張ってきたということ、そしてあなた自身が成長した、という証です。
そうです!! あなたは既に、「コンフォートゾーンを抜ける」力を持っている人なのです。
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コンフォートゾーンから抜け出す意味って?
「コンフォートゾーン」で検索をかけたら同時に「抜け出す」も入れてますよね?
検索ワードに入れなくても、ヒットするサイトは「コンフォートゾーンを抜け出す」とか「抜け出して成長するために」など、「今のコンフォートゾーンから抜けるため」のモノにたどり着くでしょう。
そして、一歩踏み出してラーニングゾーンへ、でもパニックゾーンに入ったら引き戻りながら・・・なんて方法を教えてくれます。
いずれにしても、「コンフォートゾーン」というのは「その場にとどまってはいけない」「抜け出るべき」という前提があるかのようです。
まぁ、もっともな理由として「成長するため」というのはあります。
ビジネスとしても、人間としても「成長するため」にはコンフォートゾーンを抜け出る必要がある、というのです。
コンフォートゾーンにいるあなたは以前よりも自分が成長したことを知っているので、そんなことは百も承知です。
しかも、この頃は「変化を煽ってくる」情報が多いと思いませんか?
例えば「働き方を変えろ(テレワーク・ダブルワーク)」「住まい方を変えろ(地方移住)」「育休中のりスキリング」・・・。
はい、私自身もこのサイトで「生き方を見直そう、ライフシフトしよう」と煽っている一人です。
でも、
人間、そう簡単には変われないということもたいがいの人は実感として知っています。
自分を変えるって、本当に大変だし、乗り越えるべき壁はいったいいくつあるのやら…。
すごく大変だから、正直なところ、やらなくてもいいならやらない方がラクだし、コンフォートゾーンにいたらあえてしんどいゾーンに行きたいなんて思わない。
それなのに、あなたも私も「変わりたい」「変わらなければいけない。」「新しい自分になりたい。」「本当の自分らしく生きたい。」なんて思っている。
だから「コンフォートゾーン」でネット検索して抜け出す方法を調べている。
「変わりたい」そう思う理由は何でしょう…。
そもそも、あなたは変わらなくちゃいけないのか・・・。
もしかして「変化」を煽られて「焦っているから?」「不安になっているから?」
たぶん、表面的な理由だけだったら、コンフォートゾーンをあえて抜けて、しんどいことはしないよね。
なんと、人間は人生の90%はコンフォートゾーンに居ると言われてますからね。
コンフォートゾーンから抜け出すときはいつ?
「いつ?」と聞かれたら答えは「今でしょ」
えっ、実は私もなかなか一歩が出ない一人。
快適に過ごすことができるコンフォートゾーンに留まりつづけることは、日々を穏やかに、ストレスなく健康的に過ごす上では大切なことです。おかげで家庭が平和に1日終わります。
一方で、人生100年時代にいる私たちはまだ人生後半が残っていて、自分の人生を自分で設計していく必要があります。不安を煽るわけではありませんが、後悔のない形で、自分が心から望む人生を実現していくためには、やはり現状維持のままでは難しいはずです。50代の今の私がでこれから30、40年同じように生きていくだけって悲しすぎますしね…。
コンフォートゾーンからの抜け出す第一歩って、
そうです、私が今後、転職や起業を考えたり、働き方をアップグレードするタイミングでは、間違いなくコンフォートゾーンを抜け出す必要があります。それはまさに「今」なんです…。
ということで、ここから私が細々と実践している脱コンフォートゾーンについて書いていきます。
さすがに一気に大脱出はないでしょ
50代の私には実家の親の介護も加わるなど優先すべき事案が予定外に頻発するようになり、一気に生活環境や時間管理など何もかも変えるのは無理があります。
ということで、あくまでも「細々」です。
新しいこと、始めることに躊躇はしない
「変える」ということは「現時点」を否定している感じがしませんか?
今まである習慣やルーティンを変えるというのは、今のやり方がよくないから変える、ということで、例えば痩せるには運動はしたほうがいい、バランスよく食事を摂ったほうがいい、などわかっているけどできないでしょ?ついつい糖分の多いケーキを食べちゃうし、YouTubeで時間をつぶすしして運動は三日坊主。
だから、私は「変える」ではなく「始める」をしています。
何かを始めるには「○○をするといい」、という”メリット”から入っていくので、モチベーションがあるでしょ。
ブログを始める、動画を作ってみるなど、とりあえずやりたいと思ったら始めてみます。
これはたぶん、「ラーニングゾーン」をちょっと覗いている感じ。
失敗を恐れないメンタル
ラーニングゾーンをちょっと覗いてはみたものの、慣れないことをやってみるというのは、時には失敗をしたり、思った通りに上手く進まないことも多々あるんですよね。
何十万円もお金をかけて講座を申し込んだけど、ちっともやる気にならない、成果が出ない、なんてこともあるし・・・(泣)。
でも、「始める」「やってみる」ことを止めません。
さすがにお金はそんなに何度も大金をかけることはできないけれど、「失敗した」という考え方はしないようにしています。
どんな状況になろうと、全て私のための経験。
もしも私が「失敗した」と考えたら、それは確かに「失敗した」のであって、「学び、経験」と考えたら「学びであり経験」にしていくことができるわけです。
「リフレーミング」という考え方の方法です。
目標を持ち続ける
初めてのことをして、うまくいかないと気分が落ちることがあります。
モチベーションは続かないし成果がでないと、やめてしまうこともありますよ。
大事なのは、それなりの動機づけ・やる気なんだろうな、と思っています。
私の目標は「70歳になっても現役」です。具体的な活動内容は割愛しますが、少なくともあと15年間は継続して活動していくことです。そのために逆算して1年以内に何をどうするか、という細かいところをとりあえず言語化します。
やる気がなくなったり、日々の活動がおそろかになった場合は、たぶん「目標設定」が間違っているか遠すぎる、ということがわかります。
この頃思うのは「言語化」って本当に大事。
逆に「言語化」できると悩みは半分以上解決できているようなもの、とさえ思っています。
思考停止にならない
コンフォートゾーンにいると、脳は思考停止に近い状態にあると言えるでしょう。満たされている状態は何も考える必要がないからです。反対に、高ストレス状況下も思考停止になります。
いずれにしても思考停止とは、物事を考えることや、判断することをやめてしまう状態をあらわす言葉です。
考えることや判断することをやめてしまう状態は、全く考えていないというよりも、ものごとを決めつけている、前例で意思決定する、他者の意見に従っている状態です。
だから、とにかく私は「自分の考えを言葉にする」ことを大事にしています。(言語化)
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まとめ
あなたが「変わりたい」と感じているなら今がコンフォートゾーンから抜け出すときです。
あなたには今のコンフォートゾーンを形成した実績がある。
でも、コンフォートゾーンから抜け出すというのはしんどいし、人間ってそんな簡単に変わりませんよね。
人生100年時代、複数キャリア形成に備え、コンフォートゾーンから抜け出すためのスモールステップを提案するのでぜひ参考にしてください。
脱コンフォートゾーンのためのスモールステップ(提案)
・新しいこと、始めることを躊躇しない
・失敗を恐れないメンタル
・目標を持ち続ける(実現可能な目標を設定、変更していく)
・思考停止にならない(自分の考えを言語化する)