高校のクラス懇談会:次男高2(2022年5月)
昨年のクラス懇談会は「学年全体保護者対象の進路講話」後に開催されたこともあり、出席率は7割以上の高さでした。
さて今年は、いまだ続くコロナ禍のため「学年進路講話」がなくなり、後日、”クラス懇談会”のみ開催となりました。
平日夕方から1時間程度のクラス懇談会開催、出席率は40人中17人出席で、4割でした。
私の個人的な感覚では、それでも多いなぁ、という感じです。
高校2年生のクラス懇談会は
入学したばかりで開催された昨年のクラス懇談会は
いったい、どんな担任だろう
どんなクラスの雰囲気だろう
何かクラスに問題はないだろうか
クラスで我が子はどう過ごしているのだろうか
などなど
保護者の期待と心配がひしひしと伝わってくるような雰囲気の中での開催でした。
ですから、担任からの説明が多く、高校生活や行事を理解するためのものになっていました。
さて今年、
次男の高校は3年間、クラス替えも担任変更もないためでしょうか
2年目のクラス懇談会の保護者雰囲気に、ピリピリ感はありませんでした。
担任が何かにつけ普段から保護者へ一斉メールでお知らせしていることも緊張感を感じさせないことに役立っているのかもしれません。
例えば、
・本日○○のプリントを配りました。確認をお願いします。
・明日から中間考査です。1日目・・・・
・明日から夏休みです。緊急連絡は・・・・
・文化祭では・・・
などなど
子どもたちの高校生活の一面を教えてくれるので和みますし、
親が確認して提出をするプリントなども多く、それをスルーしないため
プリント配布に関するお知らせは、親が「今日配られたプリント見せて!」と言えるので好評です。
おやおや?女子会っぽい
次男の担任は小学生のお子さんがいるママさん先生です。
そしてクラス懇談会に出席していた保護者17人のうち、1人がパパさんで16人は母親でした。
今回は、担任からの学校生活の様子、行事予定や各種説明の時間がコンパクトに済んだこともあり、
残りの時間を保護者一人ずつから「我が子の家庭での様子・心配なこと」を言う時間に当てられました。
うわっ、この時間、どういうスタンスで話すか、困るんだよなぁ・・・
「バカ息子」アピール?
「頑張ってはいる子」アピール?
いやいや「子どもの事ちゃんとみているママ」アピール?
それとも「ぬけぬけママなので先生よろしく」アピール?
いったいどれが正解・・・?
まぁ、こんなこともあろうかと、第一発言者になりにくい場所に着席しておいてよかった・・・。
保護者の発言が始まりました。
○○の母です。
○○は、家では・・・・
次男から○○さんの名前を聞いたことがないからイメージがないけど、ふむふむ、そうかぁ、女の子のママはそういうこと考えているんだなぁ。
よそ様のご家庭の考えを聞くといろいろ参考になります。
あらー、うちも同じです。
家ではスマホ以外に見ているものは無いってくらい、スマホばかり見ています。
うまいこと言うなぁ・・・
うちの息子は、類まれなる・・・引っ込み思案な子で・・・
えっ?たぐいまれ・・・?(爆笑)
次男情報によると、彼はコミュ障ではなく、無駄な会話はしないタイプと言っていたけど・・・
うちの子は遅ればせながら、今、反抗期到来です。
今回のクラス懇談会は、まるで「ダメダメ亭主の愚痴を笑い話で言い合う女子会」でした。
注目の黒一点、パパさん
うちの娘は、父親の私より叔父さん、つまり成績優秀だった義弟への信頼があついようです。毎夜晩酌する私の前で、当てつけの様に勉強しています。お父さんのようにはならないって言われているようで辛いです(泣)。
いやいや、娘との至福の時間自慢か。
うまいな、このパパさん。
そう、ダメダメ亭主の愚痴をいう女子会って、どこかで小さな幸せを見つけてほっこりするためのものですからね。
気の合うのは子どもだけではない?
さて、私の発言がおわると
▽▽の母です。
うちの息子は・・・
◆◆の母です。
うちの息子は・・・
☆☆の母です。
うちの子は・・・
おやまぁ、なんと、この3人の名前、常々次男からよく聞いています。
もともと母親同士は全くの知り合いではないのですが、期せずして並んで座っていたわけです。
それぞれのお母さんたちもそれには気が付いたようで、
懇談会が終わったとたんに自然と「いつも息子がお世話になっているようで・・・」と互いに挨拶が始まりました。
この4人は休みの日に待ち合わせて遊びに行くような遊び仲間で気が合うようですが。
母親同士も何気に並んで座っていて、気が合うってこういうことかもなぁ、と思いました。
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担任カラー
次男の担任の話を聞いていて、担任のカラーの違いを大きく感じました。
3月まで同じ高校でお世話になった長男の担任は「受験は団体戦です。」と言っていたんです。
正確には覚えていませんが、「受験勉強の期間は長い。一人では辛くなるからこそ、皆で乗り越えよう。」という意図だったと思います。
一方、次男の担任は、「頑張っている生徒さんの応援はします。(頑張っていない子へ手を差し伸べる時間はありません)。」
クラス懇談会に居たママたちをビビらせたのは確かです。
だって、今まで「頑張っていないダメダメ我が子」を紹介していたわけですから(笑)。
まぁ、
もちろん、凍り付くほど冷たい意図を全く感じることはなく、
常に高校生活には「進路選択」が待っている、という緊張感をにおわせたのだとは思います。
そうだった、
高校3年間って本当に短いんですよね。。。
子どもの学校行事への参加回数も残り少なくなってきます。
今年もクラス懇談会に出席してよかったです。