親の代わりに年賀状か喪中はがきか 2022年版
毎年、高齢の両親に代わって年賀状を作っています。
そして、2022年用の年賀状案については前回書いたのですが、
少々意見の違いはあったものの何とか80枚印刷し終わったころ、
父の妹の夫が病気で亡くなりました・・・。
二親等は喪中
故人との続柄によって、喪中の範囲やその期間が変わるようですが
自分本人を基準とした親等でみると
一般的には2親等までが喪中になるとされ、3親等からは喪中としないことが多いようです。
親等 | 本人との関係 |
0親等 | 夫、妻 |
---|---|
1親等 | 父母、配偶者の父母、子供(何人目かに関わらず) |
2親等 | (自分の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母、孫 (配偶者の)兄弟・姉妹、兄弟・姉妹の配偶者、祖父母 |
3親等 | (自分の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者、甥、姪 (配偶者の)曾祖父母、伯叔父母、伯叔父母の配偶者 |
喪中に正月が訪れる場合、お祝いはしないのが一般的ですし、年賀状も正月のお祝いのひとつであるため控えるところです。
そのため、我が家でも、父の妹の夫(2親等)が亡くなったので、年賀状は止めようと思ったのですが、
既に印刷してあるし、
年賀状ぐらいしか楽しみが無いから出したいし、
では、親族以外で故人を全く知らない、父母の知り合いには出そう、と用意を進めました。
ところが、その数日後、父の姉が亡くなりました。
既に90歳を過ぎ、天寿を全うし安らかな眠りにつけたので大往生です。
県外に嫁いだ娘夫婦の元で生活し、葬儀もそちらで執り行われました。
ただ、別れが重なり、さすがに迷いました。
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年賀状を出したい母
もう90歳を過ぎた姉さんを知っている人はいないんだから
挨拶として年賀状をだしていいのでは?
特に私の友人にはだしたい。
ライフスタイルの変化や、
喪中であれど新年のあいさつはしたい、という気持ちもわかります。
そもそも「喪中」とは、故人に近しい親族が喪に服する期間のことで、故人の冥福を祈りながら心に受けた傷をゆっくりと癒していくためのものですから。
ただ、亡くなってからお正月までの日数は四十九日もあけない、という日数です。
同居親族していない2親等といえども、まだ服喪中です・・・。
ん~
まぁ、世間体とかよりも、今はやりたいようにしていいと思うけどね。
1年1年が大事に感じる年齢なんだし。
その友だちも年賀状を楽しみにしてくれてるんだし、
ましてや来年も元気でいるかどうかも心配だし。。。
出すのは3種類?1種類?
両親と数分間、考えをすり合わせしました。
①喪中はがきを出すなら、あと2日のうちに出さないと間に合わない。→無理な日程だなぁ。
→しかも今から喪中はがきを出しても年賀状(15日から投函されるから)と行き違いになる可能性があり、年賀状を出してくれた人が「出しちゃった」と気持ちをざわつかせてしまう。
→もともとこちらが出さなくても年賀状を書いてくれる相手には、どうする?→寒中見舞いにする?。
②年賀状をこのまま準備を進めて出してしまう。→いや、どうも・・・これは・・・素直に祝えない。
③年賀状をいただいた後、今年は寒中見舞いとして出す。→服喪中という理由をかいて詫びる。
私は、父母のやりたいようにすればいいと思っていたので年賀状、喪中はがき、寒中見舞いの3種類の印刷を覚悟していたのですが、
「慌てて何かするよりも、一旦、動くのをやめよう。
年賀状をいただいたあとに、正月が終わってから、いただいた人すべてに寒中見舞いを書く」に決まりました。
おやおや?!、案外、スムースに決まりました。
既に印刷してしまった年賀状は行き場を失ってしまい、
喪中はがきも使われず幻となりましたが。。。
せめて、ここで・・・
正月までに寒中見舞いの案を作らねば・・・