更年期と歯

健康

 6月の末に定期検診案内のはがきが届いたため歯科を受診しました。私のかかりつけの歯科では最後の受診から半年後に検診案内を送付してくれるのです。
 歯の調子が悪くてもなかなか歯科の予約電話はしにくいものですが、少なくとも半年後には予約済のはがきが届くので、受診しやすいです。
 ここ10年間くらいは虫歯よりも歯周病の治療やブラッシング指導が続いています。今回も、多少の歯周病を覚悟しつつ受診しました。

歯科衛生士さんは頼れる”敵?”

 歯科では毎回のことながら、まずは案内されエプロンをつけられ、歯科衛生士さんがザ~っと歯のチェックをします。
 風を当てたり、器具を使って歯垢や歯石を削ったり、歯を叩いて音を聞いたり、歯周ポケットの深さを調べたり、もちろん虫歯の有無も確認します。

気になる歯はありますか?

これと言ってはありませんが、歯肉からの出血は時々あります。
(でも、なるべくなら悪いところは見つけないで・・・)

キレイに磨けていますね。
ただ、ここが、、、
ちょっと先生に診てもらいますね。

えっ?確かにそこは違和感あるけど。。。
スルーしてくれない?

 この時点では、歯科医師は、「う~ん?(問題ないんじゃない?)」みたいなこと言っていたのに、とりあえずレントゲンを撮ることにになり、実際、そこで治療が必要だとわかりました。
 数十年前に治療して蓋をした歯が、その下の方でどうも化膿している可能性があるとわかったようです。

 この治療に必要な歯を見つけたのは歯科衛生士さんのお手柄です。歯科医が見過ごしそうになっていたんですよ。歯のレントゲンを撮るまでの間、私の顔の上では歯科医と歯科衛生士さんの緊張感あるやり取りが・・・。

 治療すべき歯を見つけてくれた歯科衛生士に感謝しながらも、心の中では「敵に見つかってしまったぁ。なぜ、見つけた?泣」と思っている私。

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歯の健康と女性ホルモン

 私は、40歳の歯科検診で歯槽膿漏を指摘されてから、歯肉からの出血を気にするようになりました。
 すると、自分の月経周期との関係を感じるようになりました。つまり、月経の時期は歯茎がうずくような感じが強くあり、実際に歯茎からの出血がよくありました。

 女性ホルモンは 歯茎と歯の間から少しずつ染み出しているそうです。そして、 歯周病の原因菌の中には卵胞ホルモンをエサにするものがあるらしくて、月経時期に卵胞ホルモンが多くなると歯肉の炎症が増悪してうづくような感じとか、歯茎からの出血も多くなることは、明らかになっているようです。

なぜ、更年期は歯周病に注意?

では、女性ホルモンが減る更年期になれば、歯周病の原因菌は増えないので歯周病の危機は軽減されるのではないかと思いますよね?

 どうやら、その期待も薄そうです。

 まずは、女性ホルモンが減ることから、骨密度が低くなり、骨粗鬆だけでなく、歯を支えるあごの骨も弱くなるでしょう。
 そして、体に潤いを与える女性ホルモンが減るということは、口の中の潤いも減る、つまり唾液の分泌が減り乾燥する状況になります。唾液には、口腔内を浄化する作用もあるのですから、唾液が少なくなると、口腔内は汚れがたまりやすくなり、最近繁殖が盛んになり、歯周病の原因になっていくわけです。

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口腔ケア

私の口腔ケアは下の3つです。

電動歯ブラシ
・歯間ブラシ(デンタルフロス)
・デントヘルス

 電動歯ブラシは、私にとって必須アイテムです。私は手磨きが上手ではないので、電動歯ブラシに頼りきりです。
 ただし、外出用に、乾電池式の安い電動歯ブラシを購入して使用したこともありますが、それは、手磨きの方がマシと思う程度のものだったので、購入前の下調べをお忘れなく。

 歯間ブラシやフロスはやる方がいいと思いますが、歯間ブラシのサイズやフロスの角度には注意です。
 いつの間にか歯肉が下がり、歯の間が少し広くなってきているときに、歯間ブラシのサイズがいつまでもSSでは効果が半減してしまいそうです。
 フロスも左右の歯にそれぞれ当ててこするようにした方がいいですよね。せっかく実施するのですから、効果的に行いましょう。そのためには、半年に1回でも、歯科医に行って、ブラッシング指導を受けましょう。(歯科衛生士さんの受け売り)

口腔心身症も・・・

「口腔心身症(歯科心身症)」は聞いたことがありませんでした。
しかし、その症状を読んでみるとそれは昔からある症状のようです。
体調不良の症状の一部として口の中に何らかの不具合が出てきているもの。
例えば、噛みしめや歯ぎしりから来る歯の痛み、知覚過敏、歯がグラグラ、口が開かない、口内炎、口が渇く、舌がザラザラ等です。それと同時に、全身症状で、不眠症、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、ドライアイ、胃腸の不良等。

 口の中に症状が出ているのですが、原因は自律神経やストレス等に由来しているといわれています。
おそらく、歯科医だけでは本当の原因や、症状の軽減のための治療は難しそうです。

 私たちは、とにかく不調を感じているアラフィフです。
あちらもこちらもつらい症状がある。そのなかでも、
「歯・口腔」に症状が出るときは自分で”疲れているから”と思うようにしています。
そういう時こそ、丁寧な歯みがき、歯間ブラシをするように気を付けます。

加齢は止めることはできませんが、歯の健康は自分で守ることができます。

健康

Posted by カトラ